2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
作者:岡田秀文|光文社文庫 大阪夏の陣で、落城寸前の大阪城から豊臣秀頼を救出しようとする歴史小説。 真田幸村は、息子の大介に「落城の際には、秀頼を連れて、薩摩に向かえ」と言い残す。 一方、徳川家康は大阪城に間者を忍び込ませ、秀頼に近づく。 家…
携帯電話の画面を眺めながら、外を歩いている奴は邪魔だ。 そうまでして、取り込まなければならない情報なんてあるのだろうか? アルバイトの大学生や、新入社員たちは暇があれば、携帯の画面を眺めている。 コミュニケーションの新しい姿なのかもしれないが…
東京都知事選挙公報が自宅に郵送で届いた。 新聞と同じサイズで、立候補者14人のメッセージとプロフィールが載っている。 前回の都知事選は、転居して間もないということで、投票権がなかった。 石原慎太郎が嫌いなので、落とすための一票を投票できないのが…
4年前に東京に出てきた年に、阪神が18年ぶりのリーグ優勝をした。 その後、中日と阪神が交互に優勝をし、巨人は優勝から遠ざかっている。 報知新聞は別として、東京のスポーツ紙の紙面は巨人偏重ではない。 他の球団も1面にするし、サッカーや水泳、芸能関係…
作者:北森鴻|講談社文庫 山梨県で起きた大地震で、倒壊した高速道路の橋脚から白骨遺体が見つかるところから話は始まる。 一方、幻想作家の阿坂龍一郎は、過去の事件を告発する手紙を送りつけられ、怯えていた。 その内容は、男子高校生が焼身自殺を遂げた…
3月に入り、株を買い始め、今5つの銘柄を保持している。 いずれも自分の身の回りで使用していて、なじみのある会社だ。 いくら推奨銘柄だといわれても、何を作っているのかわからない会社の株は買う気がしない。 今のところ、若干のプラスだが、一つは売ろう…
作者:垣根涼介|徳間文庫 渋谷でチーマーのボスだったアキは、チーム解散後、海外を放浪する。 帰国後、アキの選んだ進路は、犯罪のプロフェッショナルだった。 柿沢と桃井という二人の男に従い、車や銃の扱い方を伝授される。 暴力団の事務所に乗り込み、…
先日、飯田橋の大勝軒でつけ麺を食べた。 閉店で話題になった東池袋の大勝軒の暖簾わけの店だ。 確かに甘辛いスープは美味しかったが、食べているうちに飽きてきた。 量が多すぎるのだ。皆スープまで飲んでいたが、自分は麺を残してしまった。 その隣にある…
作者:熊谷達也|講談社文庫 東北地方の厳しい自然に生きる人たちを描いてきた作者にとっては異色の作品。 伝奇ミステリーといえばいいのだろうか?作風は違うが、これはこれで面白い。 フリーライターの工藤が、即身仏の取材のため故郷の山形県朝日村に里帰…
東京には意外にも地下街が少ない。大阪に比べるとチャチだ。 地上の繁華街ははるかに広いのだから、別に気にするほどのことではないかもしれない。 でも、新宿にしても、渋谷、池袋も地上駅が真ん中にどんと鎮座していて、邪魔でしかない。 大阪の場合、梅田…
上野公園の不忍池にいる鴨は見ていて飽きない。 4,5種類の鴨がいて、時折喧嘩をしているが、平和な気分になる。 普段は池を泳いでいるが、餌を与える人がいると、地上に上がってくる。 見ていると白い鴨が凶暴で、茶色い鴨が餌を獲ると、鳴き声で襲いかかる…
作者:志水辰夫|新潮文庫 16年前の「このミステリーがすごい!」第一位作品が平積みになっていた。 表紙は古臭く、いまさら何故と思いながら、読んでみた。 女子生徒との恋愛スキャンダルで東京の名門校を追われた元教師が主人公。 故郷で塾を営んでいたが…
昨日は朝から浅草へ行った。雷門のどでかい提灯をくぐる。 以前、夜に自転車で走ったことはあったが、見物するのは初めてだった。 仲見世通りを歩いたが、狭いし、人が多いので少しうんざりした。 浅草寺に参拝し、花やしき遊園地の方向に向かい、浅草六区を…
作者:熊谷達也|集英社文庫 8世紀末の東北地方で、大和朝廷に反乱を起こした英雄アテルイの生涯を描いた物語。 当時の東北は蝦夷と呼ばれていたが、朝廷の支配が徐々に及ぶようになっていた。 稲作を行わない蝦夷の民は、主に狩猟で生計を立てていた。アテ…
知り合いが上京したので、東京見物に付き合うことにした。 銀座の歩行者天国をぶらつき、京橋のブリジストン美術館へ行った。 人は少なく雰囲気はよかった、静かな美術館は良い。人が多いと興ざめだ。 マネ、モネ、セザンヌや、藤島武二、小出楢重の絵が展示…
作者:有森隆+グループK|講談社α文庫 戦後日本の経済事件に焦点をあて、9つのケースを取り上げている。 1.西武王国・堤義明の「血と骨」 2.戦後最大のフィクサー・児玉誉士夫の正体 3.総会屋は死なない 4.相場師列伝−近藤信男vs.是方銀蔵 5.驕…
東京に坂が多いことが気に入らないが、もう一つ気づかされたことがある。 首都高速道路の下で浄化されないままでいる河川たち 川は近くにあるのだけど、大半は高速道路の高架の下にある。 まるで中途半端な閉じ蓋がされているような状態で、近くを通ると、変…
2003年3月15日に東京に越してきた。慌しい転勤だった。 こっちの人に「千代田区に住む」というと、色んな意味で驚かれた。 「住むところはあるのか」「生活できるのか」「家賃は高いのでは」など。 「人の住むところじゃない」という言葉は確かに当たってい…
最近、仕事中に食べると、止まらなくなるキャンディーがある。 ノーベル製菓の「ねりり梅ねり」だ。名前の通り、梅干を練って固めている。 温かいほうじ茶や緑茶と非常にマッチする。食べ始めるとあっという間に1袋空いてしまう。 買い置きをしていたら、職…
西武が社会人と大学生に裏金を渡していたことが発覚した。 栄養費は止めようという流れだったのに、水を差した形になった。 西武にはドラフトでペナルティを与えるなど、何らかの措置が必要だろう。 ただ、ばれていないだけで、怪しい球団は西武以外にもある…
作者:火坂雅志|小学館文庫 太平記の中ではマイナーな人物の児島高徳を主人公にした歴史小説。 足利尊氏、楠木正成、新田義貞ではなく、何故この人物を取り上げたのかに興味があった。 太平記では後醍醐天皇を隠岐から逃すところくらいしか活躍シーンがなか…
作者:横山秀夫|祥伝社文庫 ノビ師という、深夜の民家に忍び込むことを専門にした泥棒が主人公。 真壁は出所してすぐに、逮捕のきっかけになった女性の行方を追う。 忍び込んだ家で目撃した、女性の夫への殺意。あれは本物だったのか? 真壁の中には双子の…
作者:熊谷達也|集英社文庫 宮城県北部の民家で、主婦が狼のような生き物に食い殺された。 周囲では絶滅したはずのニホンオオカミの目撃情報があった。 妻を無残に失った動物学者の城島は、単身山に乗り込み、オオカミを追う。 テレビ局のディレクターの恭…
昨日は日付が変わる時間まで、外で飲んでいた。 家に戻り、シャワーを浴び、そのまま熟睡。 以前ならPCの電源を入れ、メールやネットのチェックをしていたのだが。 で、今朝は快適な目覚めかと思ったが、頭痛がひどかった。 焼酎のボトルを空け、泡盛をロッ…
株を売買する口座を開設したので、さっそく株を購入した。 何を買うかはあまり考えず、自分が愛着のあるメーカーの株を2500円で100株購入。 買い注文は先週の金曜日に出していたが、買い付け完了のメールが来たのが2日前。 昨日の晩、株価を確認すると、2420…
「Borat naked chase 空耳字幕付」 字幕と台詞のジャストマッチに爆笑。「いいちこ」「わー、ヤッターマン」 イヤフォンをしながら聞くと、より面白さがわかる。 ただし、汚い男のハダカが出てくるので、閲覧には十分注意が必要である。 職場で見ているとこ…
政治家は不愉快なツラをしている人が多いと思う。 公明党の議員の狂信的な目つきは、洗脳された奴らが国政の中枢にいる危険さを感じる。 自民党も田舎の権力者特有の、身内には威張り散らす雰囲気の議員が多くいる。 最近では、というより以前から、松岡利勝…
作者:白川道|新潮文庫 自分の生き方に疑問を感じた50歳手前のヤクザが、盲目の女性に出会い、足を洗おうとする話。 岡部は、若い頃に両親と恋人を失い、ヤクザとなり、組内から「死神」と恐れられていた。 だが、偶然出合った盲目の女性かほるに、「生きて…
作者:戸梶圭太|徳間書店 三流スポーツ紙で、2時間ドラマのテレビ評を書いている金剛地の迷惑極まりない存在を描いた怪作。 金剛地は東西新聞の記者だが、醜い容姿と倣岸不遜な態度で周りから恐れられていた。 大手新聞社に自分のテレビ評を盗作されたと思…
「全米でミツバチ突然消える」という記事を読み、以前からの疑問に思いあたった。 鳩はどこで死んでいるのだろう?いっぱい存在する鳩なのに、死骸はほとんど見たことが無い。 たぶん、夜間清掃で片付けているのだろうけど、不思議に思う。 「パソコンを見放…