2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

TUBEの前田

ちょっと忙しいので、いつもよりかなり早い時間に電車に乗った。 6時台の電車はさすがに空いているが、自分は扉にもたれて立っていた。 先頭を進む車両から急に眩しい太陽の光が差し始めた。 近くに座っていた男性の顔にも日差しが通りすぎた。 何となく眺め…

誰だっけ?

職場には人はいっぱいいるし、日々会う取引先の人がいる。 ところが最近、あれっ?この人の名前何だっけ?とど忘れしていることがある。 昨日も3年前は一緒に仕事をしていた人の名前が出てこなかった。 昼休みに、職場の配置を考えながら、一人ずつ名前を確…

悪霊の棲む部屋

作者:塔山郁|宝島文庫 都内のビジネスホテル「リバーサイドホテル」が舞台のホラー作品。 以前から7階は宿泊した客の気分が悪くなったり、清掃員が部屋に近づくのを嫌がったりしていた。 ところが、新しく支配人となった本城は、倉庫となっている705号室を…

灼夜

作者:永瀬隼介|角川文庫 中学生の篤は、父が失踪し、水商売の母親と共に江戸川区の都営住宅で、屈折した生活を送っていた。 中国人の汚い子供をいじめていると、その親戚の美少女リーホウに見咎められる。 その後、汚い子供は同胞の中国人に誘拐され、篤は…

収納

CDが増え、結構な高さまで床に積み上げている。 CDラックはすでにいっぱい。本も床にあふれている。 棚を買おうと、アマゾンとか楽天を検索する。 でも、なかなかぴったりと合った条件のモノは見つからない。 CDはPCに取り込んでいるが、これらを処分する気…

訣別の森

作者:末浦広海|講談社文庫 第54回江戸川乱歩賞受賞作。 北海道の北見でドクターヘリを操縦する元自衛隊員の槇村は、知床で墜落した取材ヘリを救出する。 そのヘリにはかつての部下の一恵が乗っていた。不自然な墜落に槇村は疑問を持つ。 だが直後に、搬送…

中日監督交代

落合監督は現役時代にオレ流の異名をとり、一匹狼的なイメージがあった。 だから監督としての手腕には疑問だったが、全てのシーズンでAクラス入りで、優勝3回以上は立派だ。 ただ、地味な選手が多く、華がなかった。 入団前にスターとしての素材を感じさせ…

台風が来るのがわかっているのに

東京に台風が上陸。わかっていたことなのに、夕方にターミナル駅で大混雑。 半年前の地震のことで学習していない。バカが多いと思った。 職場では昼前に、今すぐ帰るか、台風をやり過ごすまで残るか、選ぶように指示が出た。 遠方の人は帰り、残った人も仕事…

骨の記憶

作者:楡周平|文春文庫 東北の没落した旧家で末期がんの夫の看病をする妻の清枝。 そこに彼女が小学生の時に失踪した父親の頭蓋骨が届く。差出人の名前は長沢一郎。 中学卒業と同時に集団就職で、東京に出て行った清枝の同級生だった。 だが、一郎は東京で…

茗荷谷の猫

作者:木内昇|文春文庫 江戸時代末期から昭和の行動成長期まで、東京の市井の人の生活を描いた連作集。 武士の身分を捨て、桜の新種を生み出そうとする男の話から始まる。 維新を経て、怪しげな黒焼きの効能にとりつかれる男の話。 役所勤めをする夫と暮ら…

サイレント・ブラッド

作者:北林一光|角川文庫 印刷会社のサラリーマンの父が失踪し、半年後、長野県の大町市で父の車が見つかった。 大学生の息子の一成は、父の遺品を引き取るため、長野県に向かう。 そこで、深雪という少女に出会い、不思議な能力を持つオババを紹介される。…

自己啓発やビジネス本

『どうしても人生を突破したい人だけに送る10の法則』のエントリーが多いから読んでみた。 自分のやることの優先順位をつけたり、将来のことを考えたり、当たり前のことが書かれている。 そんなもん、法則でもなんでもなく、考え方だし、普段の生活習慣だろ…

ややこしい連中

紳介が引退した後、ネットで名前だけは見かける関東連合の人が逮捕された。 ヤクザがらみの人脈にメスが入り、著名人があぶり出されることに期待している。 ネットゲリラの記事は面白かった。 『六本木浄化作戦開始』 闇金ウシジマくんは久々に購入した漫画…

東京に転勤になったとき

自分は大阪出身で、今から9年前に東京転勤を仰せつかった。 ずっと大阪を生活圏にしてきたので、戸惑ったが、嫌ではなかった。 大阪にいた当時、本町に住んでいた。職場までは自転車か徒歩で行ける場所だった。 なので、職場と住居が近いシチュエーションを…

素行調査官

作者:笹本稜平|光文社文庫 元探偵の本郷は、同級生で警察のエリート官僚の引きで、警察に採用される。 赴任した部署は監察係。警官の不祥事を探る部署だった。 探偵としての腕を試そうと本郷はやる気になるが、あてがわれた相棒は定年間近の冴えない刑事。…

鉢呂大臣

原発周辺を「死の町」と表現した。 報道陣に非公式だが「放射能をつけちゃうぞ」と発言。 以上のことで、大臣を辞任。言葉が軽すぎるが、最初の発言は問題ないだろう。 原発事故がそんな簡単に終息することはない。だからまともな表現だと思う。 問題は2つ…

スマートフォン

WEB

自分はケータイはあまり使わないので、スマートフォンに対する知識はない。 視野が狭くなりそうで嫌だし、自分の場合は家と職場が30分圏内なので、今のところ必要ない。 ただ、最近はスマートフォン対応のページの作成の話も来ている。 今のところ、PCとほ…

日本語で話せ

今の職場はIT系なので、飛び交う言葉に違和感がある。 「リスケ」「アジェンダ」「ペンディング」 それ、日本語に直して喋れるだろう? で、お客さん(クライアント)のことを「横文字の苦手な人たち」と少々馬鹿にしている。 これはあかんやろと思い、注意…

TOKYO BLACKOUT

作者:福田和代|創元推理文庫 東京がテロにより、大停電を引き起こす話で、この夏の節電を考えるとタイムリーな内容。 輪番停電など、震災後に定着した言葉がでてくるが、この作品は2008年に発表されている。 また、八王子ナンペイ事件や闇サイト殺人事件な…

煙草を値上げしたい

自分は喫煙者で、値段が上がっても、煙草を止めるつもりはない。 それにマナーの悪い喫煙者が減るのなら、値上げに関しては反対しない。 だが成城大のような頭の悪いボンボン大学出身の婆が、ニヤニヤ笑いながら、煙草の値上げをしたいという。 厚生労働大臣…

国民栄誉賞

サッカー女子代表が国民栄誉賞をもらい、オリンピックの予選に参加している。 彼女たちは望んでもらったものでなく、政府が勝手に与えたにすぎない。 昨日は韓国に苦戦したようだが、賞を得たことがプレッシャーになっているはずだ。 女子サッカーではワール…

怪談実話 無惨百物語 ゆるさない

作者:黒木あるじ|メディア・ファクトリー 怪談のコンテストが実施され、怪談作家が増えている。 そんなに需要があるとは思えないし、すぐに消えていくだろう。 この作者のそんな一人だが、なかなかの内容だった。 百物語ということで、百話収録されている…

人の見立て

野田総理になった。 就任前は、こんな顔じゃだめだろと思っていたが、重厚な顔になった。 地位はそれなりの風格をあたえるのだろうか? でも、大臣以下は期待できそうにない。 安住? いじめられて自殺した被害者のような顔をしている。 こういう人も変わっ…

バスのから騒ぎ

作者:山本甲士|双葉文庫 地方都市で繰り広げられるバス釣りと反対派が繰り広げるドタバタ劇。 連作集になっており、それぞれの話の主役が不幸な場面に巻き込まれる。 テレビのドキュメンタリーの収録では、横柄なプロデューサーがスタッフから見放される。…