2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

職務質問

のどの不調もかなりマシになり、忙しく働いた1日だった。 長時間労働は嫌いなのに、9時過ぎまで事務所で仕事をした。 明日の仕事のことを考えながら、自転車で帰宅途中、背後から呼び止められた。 自転車に乗った警官だった。東京に来て3年になるが、職務質…

お粥、お茶漬け

のどの不調からくる、微かな吐き気のため、昼間の食欲がない。 ビールでも飲めば、食欲は復活するのだが、昼間から飲むのは避けたい。 昨日の昼食は飯田橋の香港粥の店で、蛤のお粥を食べた。 今日の昼食はコンビニで永谷園の梅茶漬けを買って、事務所で食べ…

せっかく体調が良くなったと思ったのに、冷たい雨のおかげで、またしんどくなった。 喉の調子が悪くなり、そこから吐き気を誘発する。 泳いでいても吐き気がするし、走ると咳が止まらなくなり、とんでもないことになる。 汗をいっぱいかきたいのだが、暖かく…

凍るタナトス

作者:柄刀一|文春文庫 死後、死体を冷凍保存し、未来の医療技術に再生を願うクライオニクス財団。 その会長が、石膏ギブスで窒息死させれらる事件が発生する。 会長の死体は冷凍保存されるが、何者かに頭部を切断され、粉々にされる。 ほぼ同時刻に、会長…

形而上のエロス

犬神サーカス団の新譜を買った。新譜を買い続けているのは最近では、このバンドだけだ。 1回だけしか聴いていないけど、少しパワーが落ちたような気がする。 メロディも印象的なものもなく、これといった曲も見当たらなかった。 歌詞は、初期のテイストに戻…

K・Nの悲劇

作者:高野和明|講談社文庫 夏樹修平が書いた本がベストセラーになり、妻の果波も幸せな日々を送っていた。 だが、果波が妊娠し、修平が中絶を望んだことから、果波に別の人格が現れる。 修平は精神科医の磯貝を紹介され、診察を依頼する。 だが、磯貝は、…

この仕事の適齢期

WEB

自分は自社のWEBデザインの仕事を96年から始めた。最初は片手間だった。 だんだんと掛け持ちの比重が、WEBデザインに傾き、01年からは専従になった。 HTMLもCSSもJavaScriptもメモ帳に手打ちして、画像の処理はPhotoshopを使った。 その処理に追いつか…

陰謀史観

所用で、大阪に行き、すぐに東京に戻った1日だった。 貧乏人だけど、新幹線の移動はグリーン車に乗ることにしている。 JR東海のエクスプレスカードを持っていると、東京ー新大阪も1万4千円だ。 ひかり限定だけど、このサービスはいい。(詳細はJR東海の…

黙過の代償

作者:森山赳志|講談社NOVELS 第33回メフィスト賞受賞作。あまり宣伝もされていないようだ。 オビには「国際派ハードボイルドミステリの大型新人あらわる!」 福岡に住む大学生の秋月昌平は、瀕死の韓国人から、あるものを渡される。 「これを大統領…

寄り道

毎朝、7時半に起きる。8時前には家を出て、自転車に乗り、職場に向かう。 どこかで朝食をとることもあるが、たいていはお気に入りのパン屋でパンを買う。 コンビニで日刊スポーツを買い、8時過ぎに職場に入る。 定時は9時なのだが、何となく習慣になった。 …

元・阪神

作者:中田潤・矢崎良一 他共著|竹書房 不本意、不可解な理由で阪神タイガースを追われた元選手を追うルポ。 冒頭は江夏と、彼とバッテリーを組んだダンプ辻の対談。不思議な雰囲気だ。 藤田平が監督を追われた理由や、新庄が阪神に戻らなかったこと。 台湾…

海の稜線

作者:黒川博行|創元推理文庫 名神高速道路上で起きた男女の爆殺事件。大阪府警のブンと総長が事件を追う。 被害者が誰だかわからないうちに、此花でも同様の事件が起きる。 調べを進めるうちに、高知沖で沈んだ海難事故が浮かび上がる。 東京のキャリア警…

デブのバタフライ

東京の真ん中に住んでいて、休日の人の少なさだけは気に入っている。 大阪の真ん中以上に人がいない。公営のプールもほとんど人がいないからいい。 今日はいつものプールに見かけないデブがいた。自分のすぐ傍でバタフライ。 水しぶきをあげ、こちらにかかり…

三省堂書店本店

家の近くにある本屋の中で、品揃えが豊富なので、週に2回は利用する。 最近、棚卸をして、本の配置が変わった。慣れるまで時間がかかりそうだ。 この店のレジの並ばせ方はおかしいと思っていたが、ここだけは変わらない。 普通、レジを済ませた人は出口に向…

錦糸町

デザインの打合せで錦糸町に行った。ここを訪れるのは2回目だ。 東京に来て間もないころ、職場の同僚に誘われ、夜の花見に訪れて以来になる。 東京の人は花見が好きだなあと文化の違いを感じた場所だった。 東西南北どこからみても、ズラだとわかる他部署の…

包帯クラブ

作者:天童荒太|ちくまプリマー文庫 傷ついた少年少女たちが、辛い思い出の場所に包帯を巻いていく物語。 中学時代に「方言クラブ」を作っていたワラは、面白くない高校生活を送っていた。 学校を抜け出し、病院の屋上にいると、ディノという少年に出会い、…

休暇に関して

はてなの社長の近藤氏が、「水・日休みのススメ」を書いていた。 自分は10年以上、水・日の休暇パターンを続けてきたが、 組織が変わった半年前からは、世間並みに土・日の休暇になった。 どちらがいいのかというと、自分も平日・日のパターンだ。 連休が欲…

ロマンティスト狂い咲き

作者:小川勝己|早川書房 売れない作家の望月は、コンビニでバイトをして糊口を凌いでいる。 妻からは馬鹿にされ、喫茶店の憧れの店員を眺めているだけで赤面し、 自宅近くの工事現場の騒音には文句の言えない小心者で、妄想癖もある。 ただ、望月は若いこ…

気になる言葉

東京の生活も3年が経ち、耳に入ってくる言葉も違和感がなくなりつつある。 でも、気になるフレーズがあって、だんだんと腹が立ってきている。 電話を切る前に「よろしく、どうぞー」という言葉。大抵がおっさんだ。 何が「よろしく」で、何を「どうぞ」なん…

粉ぁあーー雪ーー

レミオロメンのフレーズが耳に残って仕方がない。バンプオブチキンみたいだ。 昨日の夜に見た音楽情報番組の印象。 加藤ミリヤって不平不満を言っている外人のような顔をしている。 松浦亜弥は演歌歌手みたいな顔だし、Watの外人は包茎っぽい。 クリスタ…

繋がれた明日

作者:真保裕一|朝日文庫 人殺しをした男が仮釈放で出所した。男は保護司の紹介で解体屋で働き始める。 母や妹にすまないという気持ちはあるが、被害者には真摯に謝罪できないでいる。 犯罪を犯す前の不良仲間が彼のアパートにやってくるが、男は追い返す。…

僧正の積木唄

作者:山田正紀|文春文庫 ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」のその後を金田一耕介が解決する作品。 舞台は満州事変の起きた反日感情の高まった時代のニューヨーク。 僧正殺人事件の生き残りの物理学者が、自宅で爆殺され、首を切り取られる。 ニューヨーク…

靖国神社

今日は建国記念日。休暇なので朝寝していると、軍歌の音で起こされた。 靖国神社にライトウィングの車が集結している。 不思議なことに、警察が交通整理をしていた。 違法改造車なのに取り締まらないのかな? 普段車を止めない鳥居の前にも車を止めているけ…

セキュリティ

デザインの打ち合わせのために、某外資金融系の本社ビルに行った。 セキュリティの厳しさに驚かされた。入り口で身分証明書の提示を求められた。 担当者が入り口まで下りてくるのを待ち、自動改札のような所を通った。 各フロアも部屋の中も担当の社員のID…

宗教

宗教は麻薬だと言ったのは誰だったかな?スターリン? 最近、ムハンマド風刺漫画に関するイスラム教徒の抗議のニュースを目にする。 風刺画を描いた漫画家を殺害すれば金100キロの賞金が出ているらしい。 宗教に縁のない生活を送っている自分には理解のでき…

仮面山荘殺人事件

作者:東野圭吾|講談社文庫 結婚目前に控えた婚約者を事故で失った高之は、数ヵ月後、遺族から山荘に招かれる。 そこには、婚約者の遺族を含めた関係者が8人集まっていた。 夕食の席で、婚約者の友人が、「あれは事故ではなくて殺人だ」と発言。 緊張感が…

殺人鬼Ⅱ

作者:綾辻行人|新潮社文庫 えぐいと聞いていた作品。「殺人鬼」を再読してから、これを読んだ。 双葉山中に潜む殺人鬼がふもとに出てきて、旅行中の一家を血祭りにする。 スタートから小さい子供まで惨殺して、容赦がない。前作より期待できる。 病院に泊…

殺人鬼

作者:綾辻行人|新潮文庫 夏期合宿で双葉山を訪れたTCメンバーズと呼ばれる親睦団体。 合宿地で怪談を披露しあい、この地に狂った殺人鬼がいるという話が出る。 その日の夜から、何者かに殺され始める。殺され方はとにかくグロテスク。 眼球を抉り出した…

孤独のグルメ

原作:久住昌之×作画:谷口ジロー|扶桑社文庫 行く先々で、腹を空かし、様々な店に飛び込み食事をとる主人公。 必ず一人で店に入る。店はその街で目に付いたところをチョイスする。 高級レストランや料亭などは出てこない。汚い店でも出されたものを食べる…

ニッポンの少数民族

作者:鮫肌文殊・山名宏和|宝島社 たしかに居る!街で見かけた”ヘンな人たち” あっ、おかしいと思う人物を分野ごとに面白おかしく紹介している本。 「喫茶店の氷を全部食べる」族、「フライ物の衣を脱がす女」族、 「吊革に捕まってしまい、他の乗客が動く…