2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
作者:高任和夫|光文社文庫 銀行員を経て出版社の編集をしていた門倉は、50代の半ばにリタイヤし、作家となった。 だが、妻には離婚を突き付けられ、執筆も進まず、酒におぼれる日々を送っていた。 見かねた後輩編集者から、伊豆諸島の奥ノ霧島への取材の依…
競馬の予想を書くのは、外れそうな気がして嫌だし、明日はこの通り買わないかもしれない。 でも、明日はダービー。だから今の予想は書いておこう。 まず、皐月賞馬のアンライバルドは外せない。 実績馬の中では、展開を考えるとリーチザクラウンをチョイスし…
クレジットカードの明細を見ていると、いつもより請求金額が多かった。 ふだんから、カードを使うことがないから、明細に出るのはKDDIの引き落としだけだ。 明細を見ると、シマンテックストアとあった。 昨年パソコンを買い替えたのだが、マカフィーが入って…
阪神の試合をテレビで見ることはないが、ニュースや新聞ではチェックしている。 交流戦に入っても、勝ったり負けたりで、借金を返済する目途も立たない。 原因は貧打と、安定しない抑えにある。打てないのは昨年からわかっていたことだ。 鳥谷の底上げと、新…
個人的な事情で、今年中に今の住居を出ていくことを決めた。 ゴールデンウィーク明けから、実際に不動産屋にアプローチをかけている。 ただ、ネットで出回っている物件は、ほとんどが釣り物件のように思える。 Homesとかフォレントで見つけた物件のほとんど…
路上生活者が「ビッグイシュー」という雑誌を売っている。 あまり売る気はなさそうに見え、単なる暇つぶしなのかと思う。 その横で、募金箱を抱えた連中が、交差点付近の歩道で募金活動を行っている。 彼らや彼女たちは特殊学級出身者のように見えるし、服装…
作者:永嶋恵美|講談社文庫 「ボク」は見知らぬ街で、荷物を奪われ、ホームレスとなってしまう。 墓場で食料を漁っていると、麻由という小学生から弁当を渡される。 「ボク」が弁当を食べると、麻由はクラスメートへの嫌がらせをするように命じる。 自転車…
今、J1に18チーム、J2にも18チームもあるが、明らかにチームが多すぎる。 埼玉ダービーとか、静岡ダービー、多摩川クラシコなんて、聞いていて恥ずかしい。 J1でド田舎のライバルの戦いなんて、住民以外に興味はないだろう。 彼らのコミュニティ内でそういう…
作者:行川渉|角川ホラー文庫 封印された、伝説のホラー映画「ヒステリア」の撮影スタジオに紛れ込んだツアー客。 出口の閉ざされた中、一人一人が自身の周りで起こった怪談を話すことになる。 アメリカのホラー映画をノベライズしているのだが、これは非常…
作者:京極夏彦|祥伝社 厭な雰囲気を伝える7つの連作集。ホラーのようでホラーではない。 家に現れる異形の子供や、変質的なぼけ老人。不幸な境遇を逆転させる扉。 仏壇に詰まった先祖の欲望の形。コミュニケーションのとれない彼女。 かつての痛みを何度も…
千代田区は路上禁煙なので、基本的に自宅と職場にある喫煙場所でしか煙草は吸わない。 そういう決まりだから、と7年前に東京に移り住んだ時にすんなりと受け入れた。 また、食事時に店で煙草は吸わないというのは、喫煙者としてのマナーだと大阪にいるときか…
大矢監督が更迭され、田代監督代行になったというのに、すでに来年の監督の名前が出ている。 まったくダメな球団だ。かつての阪神を見ているようだ。 大矢監督の若手を起用する方針は悪くなかったと思う。将来の底上げにつながるはずだ。 オーナーサイドが、…
作者:香納諒一|文春文庫 「犯罪被害者家族の集い」に参加した2人の女性が何者かに殺害される。 警視庁の大河内刑事は被害者の夫に違和感を覚える。 被害者の夫の目取真は、直後に姿を消してしまう。 さらに、被害者の集いの中に19年前に14歳の同級生を殺…
作者:誉田哲也|徳間文庫 美人で誰からも好かれた姉の涼子が同級生のバイクで引き殺された。 妹の結花は、姉と同じ高校に入学し、涼子がなぜ死んだのかと真相を追いはじめる。 涼子をひき殺した菅井と、涼子と不倫関係にあった音楽教師の羽田と、結花の3人…
大阪にいたころはスーツ姿で仕事をしていた。それが当たり前だと思っていた。 7年前に東京に来た時も、スーツにネクタイで仕事をしていた。 それから2年後、ネクタイも止め、スーツも着なくなった。 今の仕事のスタイルはまったくの私服だ。これは組織の変更…
政権交代を目指している割には、今回の代表選についても本気度が伝わってこない。 小沢代表の辞任後、空白を作りたくないという理由で、わずかな期間で国会議員による代表選。 鳩山幹事長と岡田副代表が立候補しているが、世論の逆を行き、鳩山有利の状況。 …
作者:平山夢明|竹書房 サイコパスが迫る恐怖を描いた怪談集も、角川文庫を含めると11作目。 年1回のペースで発行され、楽しみにしているが、そろそろネタも定型化。 それなりに面白いのだが、どこかで読んだことのある印象のものが多い。 本来、えぐい話ば…
作者:丁田政二郎|ピュアフル文庫 舞台は80年代の鳥取の倉吉市。携帯電話もインターネットもない時代。 高校生の宮田春哉は、バンドのメンバーを探すために奔走していた。 春哉はギタリストで、カシオペアのコピーバンドを組んでいたが、仲間に裏切られてし…
作者:池井戸潤|文春文庫 80年代半ばに大学生だった半沢は、大手都銀への就職を目指し、活動に追われていた。 時はバブルで、大量内定が出ていた時代。半沢や同期の仲間の未来は明るかった。 時は流れ、現在の半沢たちの境遇は描いた未来と異なったものにな…
先週、良い物件を見つけたので、不動産屋に行った。 自分以外の問い合わせはなく、内覧を希望した。 だが、祝日ということもあり、管理会社が休業していた。 翌日に必ず連絡をくれるということで、不動産屋を後にした。 翌日、連絡を待っていたら、夜の9時前…
神保町のカレー屋で遅めの昼食。 付き合わせのじゃがいもはいつも邪魔だ。 カレーにジャガイモがつくのは、神保町のカレー屋では多い。 エビカレーを中辛でオーダー。 魚介類のカレーなら、あさりもいいけど、やはりエビが一番マッチする。 美味しかったが、…
ゴールデンウィーク中に2日間で仙台、秋田、山形、福島と巡った。 在来線のダイヤは少なく、強行軍だったが、移動した路線がすべて複線化されていたのは意外だった。 仙台のブスの多さと、牛タンにだけ行列ができる底の浅さはさておき、ここはそれなりの街の…
作者:堂場瞬一|PHP文庫 神奈川県警捜査一課の真崎は、連続殺人犯の青井を逮捕寸前で重傷を負う。 一緒に犯人を追っていた女性刑事の奈津も同時に手に怪我を負った。 休職を余儀なくされた二人だが、組織から離れ、青井を追うことにした。 真崎は逮捕術の名…
昨日は早く寝たので、7時に秋田のホテルをチェックアウトした。 秋田駅で朝食をとり、8時過ぎの電車に乗った。奥羽本線に乗り、新庄に向かう。 2両編成の電車は空いていたが、段々と混んできた。煙草が吸えないのがつらい。 こんな田舎だから単線で、待ち合…
昨日、朝9時前に自宅を出て、東北新幹線に乗った。 念のため、グリーン車に乗ったが、連休の後半ということもあり、空いていた。 11時過ぎに仙台に到着。牛タンを食べようと思い、駅を出た。 仙台駅 何だか蒸し暑かった。現地の人たちは半袖で歩いていた。 …
何だか、早く目覚め、近くで朝食をとり、家に戻り、寝そべって本を読む。 本には集中できず、眠くなったので、10時過ぎに家を出た。 ヘビメタを聴きながら、靖国神社を通り抜け、永田町を目指した。 赤坂を歩き、草なぎが素っ裸になった公園を通過する。 六…
作者:矢野隆|集英社 第21回小説すばる新人賞受賞作。 室町時代末期の九州、朽縄をリーダーとした傭兵集団を描いた歴史小説。 朽縄以下、6人の遣い手の活躍が活き活きと描かれている。戦闘シーンも格好いい。 朽縄の活躍の場が少なく、仲間たちが滅んでいく…
昨日の夜から、首が回らなくなった。右を向こうとすると激しい痛みがある。 下を向くとずっしりとした痛みを感じた。寝違えでもないようだ。 肩凝りなのかもしれない。仕事に支障をきたすほどではないので放置していた。 今日は連休前で、仕事が立て込んで、…