2016-01-01から1年間の記事一覧

政治家の顔

東京に出てきて13年になった。六本木ヒルズが開業した年だ。 当時は石原が知事で改選の選挙があったが、自分は転入してすぐなので、投票権が無かった。 なんでこんなチック症のヒステリーを知事に選ぶ東京都民に反発を覚えた。 次が猪瀬だが、これもあまり好…

繚乱

作者:黒川博行|角川文庫 文庫本裏書 ともに大阪府警を追われた、かつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。 競売専門の不動産会社に調査員として働く伊達は、ある日、出張で訪れた東京で、かつての相棒でいまは無職の堀内を同業に誘い、二人は大阪に戻る。 調…

ファイヤーボール

作者:原宏一|PHP文芸文庫 文庫本裏書 家族も顧みずに一心に働いてきた咲元は、突然の社内抗争に巻き込まれ、窓際部署に追いやられる。 家庭でも疎んじられ、妻から押し付けられて町内会の会合に出席することに。 そこでつい発した一言が波紋を呼び、町に「…

正義をふりかざす君へ

作者:真保裕一|徳間文庫 文庫本裏書 地元紙の記者だった不破勝彦は、神永美里と結婚し、義父の仕事を助けるべくホテル業へ転身する。 が、やがてホテルは不祥事を起こし義父は失脚、妻との不和も重なり、彼は故郷から逃げ出した。 七年後―彼は帰りたくない…

侠飯(おとこめし)1・2

作者:福澤徹三|文春文庫 文庫本裏書 1 就職活動に悩む大学生・若水良太は、ヤクザどうしの銃撃戦に巻きこまれ、組長の柳刃竜一が部屋に居座ってしまう。 居候の柳刃はお取寄せが趣味でキッチンを占領しては料理を作り、恐怖と美味に混乱する良太。 そこに…

同期

作者:今野敏|講談社文庫 文庫本裏書 警視庁捜査一課の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属の同期の蘇我に救われる。 数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明に。 宇田川は真相を探るが、調べるにつれ謎は深まる。 “同期”は一体何者なのか?組織…

余命1年のスタリオン(上・下)

作者:石田衣良|文春文庫文庫本裏書 上巻 芸能界への登竜門「スタリオンボーイグランプリ」でデビューし、“種馬王子”の異名を持つ小早川当馬。 俳優として着実にキャリアを積み、プライベートも好調だったが、突如、がんの宣告を受ける。 余命は一年―。 残…

炎の塔

作者:五十嵐貴久|祥伝社 単行本オビ 銀座のランドマーク「ファルコンタワー」。 高さ450メートルを誇る日本一の超高層ビルが完成した。 オープンの初日、タワーには震災を生き抜いた親子、重病を克服した夫婦、禁断の恋に落ちた教師と女子高生、離婚問題に…

白日の鴉

作者:福澤徹三|光文社 単行本オビ 製薬会社のMR・友永孝は見知らぬ男女から電車内での痴漢の疑いをかけられて駅から逃走、駅前交番の新人巡査・新田真人に逮捕された。 友永は無実を訴えるが、聞き入れられず留置場へ。 後日、真人は被害者の女子大生と目…

太閤の巨いなる遺命

作者:岩井三四二|講談社 単行本オビ 侍を捨て商人となった男が、南海でふたたび刀を抜く! 関ヶ原の合戦から十年余。 豊臣秀吉はすでに亡く、しかし大坂の陣を前にして、世は徳川と豊臣との最後の決戦の時を迎えようとしていた。 かつて豊臣方の小西家に仕…

血の弔旗

作者:藤田宣永|講談社 単行本オビ 1966年8月15日、根津謙治は目黒区碑文谷二丁目にトラックを止めた。 現金11億を奪うためだ。 戦後の混乱期に金貸しを始めて財を成した原島勇平の屋敷で根津は居合わせたクラブのママを射殺する。 カーラジオからはローリ…

ガラパゴス(上・下)

作者:相場英雄|小学館 単行本オビ 警視庁捜査一課継続捜査担当の田川信一は、身元不明のままとなっている死者のリストから殺人事件の痕跡を発見する。 不明者リスト902の男は、自殺に見せかけて都内竹の塚の団地で殺害されていた。 遺体が発見された現場を…

偽金 フェイクマネ―

作者:相場英雄|実業之日本社文庫 文庫本裏書 会社の思惑で依願退職を余儀なくされた男は、オンラインゲームの電子マネーに目をつけ、一攫千金を狙う。 キャスターを目指すフリーの女子アナは、企業ポイントを取材、特ダネを探す。 “偽金フェイクマネー”を…

勇者たちへの伝言

作者¥:増山実|ハルキ文庫 文庫本裏書 ベテラン放送作家の工藤正秋は、リサーチのために乗車していた阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。 「次は……いつの日か来た道」。 謎めいたアナウンスに導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。 小学生の…