2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

25時のイヴたち

作者:明野照葉|実業之日本社文庫 39歳の専業主婦の真梨枝は、不自由ない生活を送っていたが、性交渉に痛みを感じていた。 36歳のキャリアウーマンの理沙は、仲間と会社を立ち上げ、充実していたが、味覚障害になっていた。 二人はインターネット上の女性専…

コンパクトステレオシステム

ラジカセがぶっ壊れたので、新宿のヨドバシカメラに行った。 で、2万円弱で、パナソニックのモノを買った。 ラジカセのようで、カセット再生の装置は無いので、なんと呼べばいいのだろう? 取扱説明書にはコンパクトステレオシステムと書いてある。 奥行が10…

くたくた

忙しくて、忙しくて、もうくたくたですわ。 効率化を目指し、ミスを無くし、スピードアップを図る。 オーバーフローを起こす前に、何とかしたいのだが、その余裕もない。 暇な時に、もっと改善策を考えておかなければと、いつも思う。 でも、暇な時は遊んで…

人の動き

電車を降りるときに、わざわざ邪魔になる位置に立って待っている人がいる。 降りる人の動きを考えていないから、そこに立っているのだろう。 降りる人がどっちに向かうか、少しでも考える脳みそがあればなと残念に思う。

責任をとる

政治家は責任をとって何かを投げ出したことを見たことが無い。 失敗のツケを自ら払おうとした政治家は地方の小さな自治体のでも存在しないだろう。 江戸時代は、自らの名誉を守るため、家名を残すため、切腹した上級武士は多くいた。 責任をとるために死ねと…

骨音

作者:石田衣良|文春文庫 池袋ウエストゲートパークの3作目。 果物屋のマコトが池袋で起きる事件やトラブルを解決していく連作集。 表題作の「骨音」はホームレスが襲われ、骨を折られる事件が発生。 背後に熱狂的なライブを行う、ローカルバンドの存在があ…

裏道を歩く

休みの日は東京の街を歩くことにしている。 赤坂・六本木・麻布・恵比寿・渋谷・新宿・池袋など、自宅から歩いていく。 銀座・新橋・上野もたまに歩くが、西側の方に足が向く。 東京に来て、坂道が多いことを最初は不満だったが、自転車に乗らなくなると、そ…

リセット

作者:垣谷美雨|双葉文庫 40代後半の女性達が30年前にタイムスリップする物語。 知子は平凡な主婦、薫は独身でソフトウェア会社の部長、晴美はアルバイト生活。 3人は同じ高校の出身で、東京の百貨店で行われた物産展で偶然の再会を果たす。 「人生をやり直…

タワーレコード

たぶん、入手は難しいだろうと思っていた作品がネットで在庫ありになっていた。 いろんなところで探しても見つからなかった作品だった。 なので、初めて注文してみた。 1週間程度かかるというメッセージが自動配信された。 で、1週間後の今日、またメールが…

交通事故動画

これは避けようがない。 20秒ほどのビデオ

太平洋の奇跡

作者:大石直紀|小学館文庫 太平洋戦争のサイパン島玉砕の後、終戦まで舞台を指揮し続けた大場栄大尉の話。 今年の2月に映画が公開される、そのシナリオのような本。 大場大尉のエピソードは伊藤正徳の「帝国陸軍の最後」にも取り上げられている。 映画化す…

輪廻 RINKAI

作者:明野照葉|文春文庫 茨城の旧家に嫁いだ香苗は、娘が義母に虐待されていることに耐えられず、家を飛び出す。 実家のある新宿の大久保のアパートに戻るが、母の時枝が娘を見る目に異常なモノを感じた。 香苗は勤めに出るが、娘の真穂の身体に痣を発見し…

少年計数機

作者:石田衣良|文春文庫 池袋ウェストゲートパークの2作目。このシリーズは連作集で、1冊に4話収録されている。 池袋西口の果物屋のマコトが主人公で、街のトラブルを解決する探偵役。 「妖精の庭」はインターネットの覗き部屋の売れっ子につきまとうスト…

ギャングスタ

作者:新堂冬樹|徳間文庫 文庫本裏書き 『 極悪高校として名高い明王工業。拳に物を言わせたら、規格外の強さを誇る四人が君臨していた。トップの座である“ギャングスタ”をもぎ取ろうと、新入生が動き始める。一人はナンパに明け暮れるイケ面の白石。もう一…

中年前夜

作者:甘粕りり子|小学館文庫 40歳前後の3人の女性たちが、老いていくことに抗おうとする話。 真澄は専業主婦で、夫と中学生の娘がおり、表面上は幸せだが、このまま朽ちて行くことに不安があった。 蘭子は出版社の編集の契約社員で、ヌード写真の企画をし…

亡くなっていた

年賀状を出した元上司から返事が来ず、全然知らない人から寒中見舞いが届いた。 「父○○は、昨年闘病の末、他界しました」というようなことが書かれていた。 元上司の娘さんからだった。あっさりとした文面だったが、ショックだった。 大阪で広告の仕事をして…

池袋ウェストゲートパーク

作者:石田衣良|文春文庫 直木賞作家の石田衣良の出世作でドラマ化にもなった人気作品。 池袋を舞台にした不良少年たちを描いた小説で、舞台装置としては良い。 主人公は工業高校を卒業して、家業の果物屋を手伝う少年。 不良にも一目置かれるが、どのグル…

モーニング

作者:小路幸也|実業之日本社文庫 1980年、大学時代に東京で同じ下宿で暮らし、バンド活動をしていた5人。 20数年後、仲間の一人が事故で亡くなり、葬儀に参加するため福岡に集まった4人。 淳平は役者になり、ヒトシは茨城で中学教師、ワリョウは石川で豆腐…

眠い

眠くて眠くて、まだ日付が変わる前だけど、寝てしまいたい。 でも、日付が変わる前に寝ると、3時とか、変な時間におきてしまう。 もう少し起きていよう。

Y氏の妄想録

作者:梁石日|幻冬舎 37年間勤めた会社を定年退職したY氏。 送別会を途中で抜け出し、行きつけのバーで飲み、その後、ぼったくりに引っかかる。 家に戻っても、妻からは冷たい言葉を浴びせられ、息子も娘にも無視される。 再就職の口もなく、新宿に出ては…

ゴールデンスランバー

作者:伊坂幸太郎|新潮文庫 首相の金田が仙台で無人のリモコンヘリで爆殺された。 元宅配便のドライバーの青柳は国家権力から濡れ衣を着せられ、犯人として、追われることになる。 首相暗殺の直前、青柳は親友の森田から、陰謀に巻き込まれることを示唆され…

殺人鬼を飼う女

作者:大石圭|角川ホラー文庫 京子は東京の郊外でワインをメインにしたフランス料理の店を共同経営している。 30歳になる京子は非常に美しく、近づいてくる男性も多かった。 そんな京子は幼いころに義父より性的虐待を受けており、彼女の中には様々な人格が…

大阪に戻っていた

12月29日に大阪に戻り、今日の午後東京に帰ってきた。 寒波のせいで、元日まで大阪は寒かった。 今回の帰省では、神戸や京都には行かず、キタとミナミで飲んだ。 梅田で飲むのは久々で、曽根崎も東通りも店が様変わりしていた。 ミナミには年に2回は訪れてい…