2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

普段に飲む焼酎はこれ

毎日「二階堂」のお湯割りを飲んでいる。これは飽きないし、習慣になった。 「いいちこ」のような人工的な味も匂いもなく、飲みやすい。 麦焼酎なら「二階堂吉四六」「中々」もいいが、どこにでも手に入るのは「二階堂」だ。 近くのスーパーでは900円で売っ…

美味しい肴

自炊をするようになって、外で食べる機会が減った。 でも、たまには外で食事をしたくなる。近くに出来た居酒屋は良い感じだ。 主に休日の昼に利用している。魚も野菜も美味しい。 ただ、店の造りが少し狭く感じたし、カウンターは座り心地がよくない。 せっ…

巡る女

作者:山本甲士|中公文庫 幼いころ祖父を海の事故で失っためぐるは、大学を留年し、公務員試験を受ける。 試験当日、駅に向かう途中、突然の豪雨に襲われる。 濡れたまま駅に向かう。雨宿りをして雨がやむのを待つ。タクシーを拾う。 3つの選択肢があった。…

世襲は止めろ

政治家の世襲は禁止するべきだ。 利権に群がる奴がいる限り、無駄遣いは止まらない。 世襲議員は既得権益の上に存在している。 消費税を上げるのは現状では仕方が無いと思っている。 だから、もう利益誘導の政治は許すことはできない。 地方出身の大物議員は…

殺しの軍団柳川組

作者:木村勝美|文庫ぎんが堂 冒頭で柳川次郎と8人の愚連隊が鬼頭組200人に殴りこむシーンが描かれる。 在日朝鮮人を中心に構成された柳川組が、山口組の先兵となり、拡大していく。 山口組が大阪に進出するきっかけとなり、その後、北陸や北海道に勢力を伸…

仮面警官4 驚愕

作者:弐藤水流|幻冬舎文庫 若いころに殺人を犯し、その真相を探るために刑事になった南條と周りの刑事を描いた4作目。 恋人を殺害された復讐で、誤ってヤクザを殺した南條は、制服警官から生活安全課の刑事になった。 冒頭、アイドルグループのストーカー…

馬券を取るために

競馬の予想は前日にして、当日はしないことにしている。 基本的にメインレースしか買わないので、これまでの成績を見る。 馬柱表の予想欄はアテにしていない。 レース条件でどれだけの成績を残しているかが重要。 オープンや重賞の成績はあなどれない。 後は…

ヒレカツみたいな

豚ヒレ肉を買い、少し厚めに切った後、叩いて肉を薄くする。 一枚ずつ、塩と胡椒を振りかける。その後卵にくぐらせる。 パン粉、パセリの粉、粉チーズをブレンドした衣をまとわせる。 直径15センチほどのてんぷら用の鍋に、油を注ぎ、2分ほど過熱する。 熱く…

傍聞き

作者:長岡弘樹|双葉文庫 08年日本推理作家協会賞短編部門受賞作で、4つの話を収録。 「迷走」は救急隊員が、家族の仇を搬送する話。 「傍聞き」は娘のしつけに悩みつつ、近辺の犯罪を追う女性刑事の話で、賞の受賞作。 「899」は近くに住むシングルマザ…

怪談歳時記 12か月の悪夢

作者:福澤徹三|角川ホラー文庫 1月ごとの怪談を収めた短編集。 正月に寝たきりの祖父から鬼の話を聞かされる話から始まる。 結婚するまでのつなぎと考えていた女性にからめ捕られる2月の話。 子供のいない夫婦の前に現れた同級生に胸を躍らせる妻が期待を…

残骸

原発は安全だと言っていたが、震災後に信用している人は少ないだろう。 ひとたび事故を起こせば、深刻な事態になることを思い知った。 放射性物質には色も匂いも味もないので、身近に迫っても恐怖の感じようもない。 政府は原子炉の冷温停止を確認し、収束宣…

審判

作者:深谷忠記|徳間文庫 1986年、関東の地方都市で女児誘拐殺人事件が発生し、柏木という23歳の男性が逮捕される。 警察の取り調べでは、いったん自供した柏木だったが、裁判では一転否認に転じる。 だが、裁判では懲役15年が求刑され、柏木は刑務所に収監…

孤虫症

作者:真梨幸子|講談社文庫 郊外にできた34階建てのマンションに住む専業主婦の麻美。 夫は大手メーカーに勤めており、小学生の娘は私立中学を目指し、塾に通っている。 麻美はマンションの最上階に住めないことに不満を持ち、近くにアパートを借りている。…

禁断

作者:明野照葉|中公文庫 惨殺された親友の交友関係を調べていると、不思議な女性に突き当たる。 彼女は名前も出自も、住所も偽り、水商売やファミレスでバイトをしていた。 親友の死に関わっていると確信した邦彦は、彼女のことを調べ始める。 郁子という…

九段下

お茶の水で用事があり、その後、神保町に移動した。 用事が済んだあと、以前暮らしていた九段周辺を久々に歩いてみた。 俎橋の手前にあった歴史を感じる建物は取り壊し工事中だった。 九段の坂を上ると、以前住んでいたマンションがある。 この周辺は何も変…

震災太りと年金亡者

震災のあった東北で、羽振りのいい人が増えていて、高級品が売れている。 1万5千人以上亡くなったのだから、保険金の支払いも相当なモノになるだろう。 身内を亡くした悲しさは、金が解決してくれるわけではない。 でも、自らは被災をせず、親族や家族が震災…

告白 仮面警官?

作者:弐藤水流|幻冬舎文庫 仮面警官の三作目。 かつて恋人の仇を取るために、ヤクザを射殺した南條は、犯罪がばれることはなく、刑事となる。 南條は犯罪を犯したことを深く後悔しているが、殺人については警察の上層部に嵌められたと考えている。 南條に…

株価暴落

作者:池井戸潤|文春文庫 大手スーパーの一風堂で爆破テロ事件が発生した。 取引銀行の担当者の板東は、犯行声明があることから、公式に発表するようスーパーに告げた。 板東の勤める白水銀行は一風堂の主力銀行だが、一風堂のワンマン経営については苦々し…

耳をふさいで夜を走る

作者:石持浅海|徳間文庫 この夜のうちに、3人の女を殺す。 そう決めた並木だが、行動を起こす前にセックスフレンドの女性から襲われる。 返り討ちにした並木は、このハプニングを利用して、3人の女性を殺害に出かける。 何故、並木は3人の女性を殺すのか?…

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(上・下)

作者:白石一文|講談社文庫 週刊誌編集長のカワバタは政権与党幹部のスキャンダルを記事にした。 カワバタは数年前から胃ガンを患っている。 国立大の助教を勤める美しい妻と小学生の娘がいるが、妻とはセックスレス。 編集長の権限を利用し、グラビアアイ…

仮面警官2 発覚

作者:弐藤水流|幻冬舎文庫 仮面警官の2作目。ヤクザ殺しを隠して警察に潜り込んだ南條が主人公。 個性的な刑事が多く、その造形は魅力がある。 1作目に引き続き、美貌を隠すために不可思議な眼鏡をかけるエリートの財前や、女刑事の霧子も登場。 本作は前…

大阪ミナミ

年末は大阪に帰り、今日、東京に戻ってきた。 ミナミで飲むのがいつものパターンだが、何となく盛り上がらない。 以前の店は無くなっていたり、無駄に自転車が多い。 今年の夏はキタで集まろうかと皆で話した。 キタはどんどん膨張しているのに、ミナミは縮…