殺しの軍団柳川組

作者:木村勝美|文庫ぎんが堂
冒頭で柳川次郎と8人の愚連隊が鬼頭組200人に殴りこむシーンが描かれる。
在日朝鮮人を中心に構成された柳川組が、山口組の先兵となり、拡大していく。
山口組が大阪に進出するきっかけとなり、その後、北陸や北海道に勢力を伸ばす。
警察は柳川組を徹底的にマークし、やがて柳川組は解散に追い込まれていく。
昭和30年代後半から、解散する40年代までを描いた作品。
イケイケの様子は伝わったが、凄惨さの描写は少ない。
この程度の内容なら、Wikipediaを読めばいいだろう。


初代組長も2代目も昭和の後期や平成に入り、死亡した。、
だが、柳川組のメンバーはエセ同和や山口組に別の組織として残っている。