2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧
段々と本を読む時間が減っている。 仕事が忙しくなったこともあるが、料理が面白いことに時間がとられているせいもある。 昨年の夏から四谷に居を移し、神田の三省堂本店から足が遠のいたことも影響している。 そんな状況だが、単行本も文庫本も長編をよく読…
作者:荻原浩|講談社 大手証券会社を退職した私は、あっという間にホームレスに転落してしまう。 すでに所持金は3円で、残飯を漁るまで、人間の尊厳を失いつつあった。 そんなとき、辻占い師の龍斎に出会い、客引きで小銭を稼ぐようになる。 私がねぐらにし…
作者:新堂冬樹|角川文庫 大手芸能プロダクションを追われた敏腕マネジャーの上杉は、弱小事務所に再就職する。 そこで出会った佐倉千沙に眼を奪われ、彼女をスターダムにのしあげようと計画する。 だが、かつて働いていた大手プロダクションから、様々な妨…
作者:法条遥|角川ホラー文庫 画家を目指す忍は、スーパーで買い物をしていると偽札使用を疑われる。 自分が買物をする直前に、自分にそっくりな人が買物をしていた。 その人と、自分の支払った札が全く同じだった。 警察に連行されるが、警部補の加納は意…
作者:山本兼一|PHP文芸文庫 第140回直木賞受賞作品。 絶対的な美の感性を持ち、豊臣秀吉と対峙した千利休を取り上げた作品。 冒頭から、利休の切腹当日の様子が描かれる。 この作品はここからエピソード集のような体裁で、過去に遡っていく。 石田光成、徳…
2ちゃんねるは特定のタレントや人物を叩く傾向にある。 子供店長もなぜか叩かれている。それも大人げない言葉で喧嘩を売っている。 「ローキックで一発で沈めてやる」 「ガチで喧嘩したら泣かしてやる」 「おれの方がチ○コがでかい」 たぶん、これを書きこ…
作者:吉田修一|新潮文庫 以下、文庫本裏書きを引用。 『 緑豊かな桂川渓谷で起こった、幼児殺害事件。 実母の立花里美が容疑者に浮かぶや、全国の好奇の視線が、人気のない市営住宅に注がれた。 そんな中、現場取材を続ける週刊誌記者の渡辺は、隣家に妻と…
日中、池袋を散策してみた。 東池袋からサンシャイン通りを歩く。 ラーメン屋と居酒屋とラブホテルが目立つ。 普通、ラブホは目立たないようにかたまっているのに、ここは一般の店と並び立っている。 また、通りにある店から流れる音楽のボリュームは大きい…
作者:首藤瓜於|講談社文庫 元関取が、街中で大暴れし、多数の犠牲者が出て、そのまま逃亡した。 関取には精神科への通院歴があった。 同様に、精神科で治療を受けた患者が突然暴発する事件が多発する。 精神科医の真梨子は、何者かが患者に特殊な治療を施…
作者:田中啓文|角川ホラー文庫 表題作を含め、グロテスクな話が7本収録。 「ミミズからの伝言」はミミズの養殖で成功した女性がかつての同僚に復讐する話。 「見るなの本」はイジメに会った少年が図書室で禁断の本に出会う話。 「兎肉」はブッダの話をベー…
コンビニで買い物をしていると、「T-POINTカードはお持ちですか?」と聞かれる。 それを持っていればポイントがたまって、何らしか得にはなるのだろう。 でも、カードはできるだけ持たないようにしているので、断っている。 昔から財布は持たないので、金は…
先日、ここの記述でLGの液晶テレビが良いかなと書いた。 実際に買おうかと周囲の人に話したら、液晶の劣化が早いから止めた方がいいとのこと。 それがほんとのことかどうかわからないけど、今まで韓国製の家電は買ったことがない。 だから、日本のメーカーで…
先日冬のボーナスが出たのだが、上の人って、こういうときに訓示をしたがる。 それは悪くないのだが、今の職場って、派遣もいれば、年俸制の人もいる。 つまり色んな雇用形態の人がいるのだけど、ボーナスの時に呼ばれない人への配慮がない。 大ぴっらに「ボ…
アイアンメイデンがデビューしたころ、同じくらい人気のあったヘビメタバンドのSAXON。 日本ではそれほど人気は出なかったが、ヨーロッパでは依然高い人気があるようだ。 この作品は2002年に発表されたベスト盤だが、セルフ・リメイクによる再録盤だ。 デビ…
ウチのテレビは20インチのブラウン管の奴だ。 来年の地デジ化に向けて、テレビを買い替えようと思っている。 新宿に出かける用事があったので、合間にヨドバシカメラに行く。 テレビのフロアに行くが、意外に安くて驚いた。 32インチの薄型液晶が10万円前後…
ちょっと今年はこの時期の飲み会が多い。 楽しいのだけど、本は読めないし、料理を作る時間はとれない。 仕事は何気に忙しくなりそうだし、明日から生活を立て直そう。 というわけで、今日は夕方から料理を作っている。 チャーシューを仕込み、きんぴらごぼ…
作者:百田尚樹|講談社 単行本で上下巻合わせて1200ページを超える大作。 昭和30年に大阪の下町で生まれた作田又三の半生を描いた昭和の話。 小学校のころのごんたくれから中学に上がり、不良になり、どうしようもない高校に入学。 バイクに夢中になり、夏…
仕事をルーチン化するのは悪くない。 上の立場になれば、単純作業はだれがやっても同じクオリティで提供したいのは理解できる。 自分の上司からは、「早く下のものに任せる体制を作れ」と急かされている。 これは以前から、別の上司にも言われていた。 でも…
久々にWANDSのCDを聞いてみた。 いい曲だと思うが、バブルの残り香が漂っている。 90年代前半、結婚式の披露宴では「世界中の誰よりも」を歌う奴が多かった。 バブルははじけていたが、景気が悪くなったという実感はまだ先のこと。 「愛を語るより口づけをか…
103 :おさかなくわえた名無しさん:2008/04/12(土) 12:46:18 ID:5hWObhM4 昔付き合っていた男が極度の照れ屋だったんだけども エッチのとき、タオルを女巻き?っていうのかな… 胸のところから巻いて風呂場から現れたときは軽く引いた。 華奢な体型ならとも…
海老蔵の殴打事件で、六本木とか西麻布が怖いイメージが流れている。 外人は多いけど、人も多いにぎやかなところだ。 海老蔵がぼこぼこにされた朝方の時間まで滞在したことはない。 でも、電車がなくなった時間でもそんなに危険は感じない。 新宿2丁目の気持…
作者:西沢保彦|幻冬舎文庫 1982年夏、嵐に見舞われた過疎の首尾木村で、大量殺人が発生する。 被害者は10名以上にのぼり、大半の村民は鎌を首に突きたてられていた。 大量殺人を逃れたのはブキ、カンチ、マユの中学生3人だった。 逃げまどい、深夜の小学校…