2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴールデンウィークは何をする?

今年のGWはカレンダー通りで、今週の土曜日から5連休。 土日は用事があるので、残りの3日間の休みをどうするか考えている。 大阪に帰るのは中途半端なので、東京で過ごそうと思ったが、酒ばかり飲みそうだ。 というわけで、東北方面に旅行にいこうと思った。…

叙情的恐怖群

作者:高原英理|毎日新聞社 7編の短編が収録された、異質のホラー小説。 「町の底」は明治時代に起きた食人事件が、現代まで影響を及ぼしている町の話。 「呪い田」は忌地の話で、特定の名前を持つ人が連鎖的に死んでいく話。 「樹下譚」はタクシーの運転手…

BLUE OYSTER CULT

BLUE OYSTER CULTは今から40年近く前に結成されたアメリカのロックバンド。 へヴィ・メタルの元祖という異名もあるが、どんな聴き方をしても元祖だとは思わない。 自分がこのバンドを始めて聴いたのは、『Fire of Unknown Origin』だった。 不思議な巫女の集…

吉原手引草

作者:松井今朝子|幻冬舎文庫 第137回直木賞受賞作。 吉原の売れっ子花魁の葛城が突如、失踪し、その謎を追う作品。 主人公が、当時の関係者に聞き込みをするというスタイルで話が進んでいく。 関係者が一人づつ葛城のことを語るが、主人公が何者なのかは最…

鶯谷に紛れ込む

東京は朝からよく晴れて、10時過ぎに誘われるように外に出た。 飯田橋まで降りて、神楽坂を上る。ふたつ目の交差点で、右に折れ、水道方面へ。 トッパンのビルを目指し、北上し、茗荷谷に入った。坂が多い。 春日通りから、白山通りを目指し、巣鴨に入った。…

ネットの不動産屋の使えなさ

今年中に引っ越しを考えていて、ネットで物件を探している。 いくつか連絡をしたが、テンプレートを使った返答には辟易とした。 どこも同じような返答ばかりだ。来店を促していたので、その中の一つに先日行ってみた。 顧客カードのようなものに記入をするが…

草なぎ報道への違和感

昨日の報道ステーションは、草なぎ容疑者のニュースは3番目くらいの控え目なものだった。 酒を飲んで全裸になったという公然わいせつ罪だが、人気グループの失態だ。 ネットではかなり盛り上がっていたので、あれっと思った。 で、今日の報道ステーション。…

阪神タイガースのダメ外人

メンチが腎機能障害とかで、新たな助っ人を獲得に動くという記事を読んだ。 東京の日刊スポーツは、阪神の記事が少ないし、テレビで阪神の試合はない。 今年もハズレかと思う。だが、少し見切りをつけるのが早いような気もする。 自前で獲得した助っ人の中で…

RAGE

RAGEはドイツのヘヴィメタルバンドで、ボーカル&ベースのピーヴィが中心人物。 キャリアは20年を超えており、メンバー交代は頻繁で、トリオ編成が基本だが、4人だったこともある。 ドイツのヘビメタと言えば、スコーピオンズ、アクセプト、ハロウィーンが代…

白い夏の墓標

作者:箒木蓬生|新潮文庫 今から30年前に発表された、作者のデビュー作で、本格的な医療サスペンス。 免疫学を研究している佐伯教授は、パリで講演後、ベルナールという老人から声をかけられる。 「ドクター・クロダをご存じか?」 佐伯はすぐにはピンとこ…

眠い

何で、こんなに眠いのか。今日はこのまま寝てしまおう。 明日からの1週間をいい日にするために。

平和な日

不定休から完全週休2日制になって、そろそろ4年。 休みが増えたわけではないが、5日働いて、週末連休というペースに慣れた。 以前は2日働いて1日休みというサイクルで、連休はなかった。 平日に休めるのは悪くなかったし、むしろ色んな楽しみ方ができる…

疾風ガール

作者:誉田哲也|光文社文庫 バンド活動に見切りをつけ、芸能事務所に入社した祐司。 担当したアイドルを売り出そうとするが、失敗し、アイドルは引退してしまう。 失意の祐司は、偶然訪れたライブハウスで、夏美という少女に出会う。 夏美は19歳で、「ペル…

行く手をさえぎる馬鹿

以前にもここで書いたことがあるけど、通り道をさえぎる奴はかなり頭が悪い。 何のことかというと、コンビニのレジにきちんと並べない奴のことだ。 レジで支払い、出口に向かうというのが自然な流れなのだが、行く手をさえぎる奴がいる。 入口近くの商品を手…

退屈は毒だ

先月までの忙しさを乗り越えると、嘘のように暇になった。 新しい仕事に備えての準備をすべきなのだろうが、少しサボる余裕もある。 こういう時こそ、スキルを高めるべきなのだが、楽な方向に流されてしまう。 サイトをザッピングしながら、眼についたページ…

心にナイフをしのばせて

作者:奥野修司|文春文庫 少年が首を切り落とした殺害事件と言えば、酒鬼薔薇事件だろう。 その28年前に同じような事件があった。 1969年に神奈川のサレジオ学園で起きた殺人事件。 少年Aが同級生をナイフでめった刺しにし、首を切り落として殺害。 その後…

変なステッカー(変な宗教?)

先日もここで書いたが、昨日、赤坂から六本木を散歩しているとおかしな張り紙を発見した。 気づいたものは写真にとったので、ここで紹介する。 赤坂 赤坂 六本木 六本木 赤坂から六本木、麻布までで見つけたもの。 他にはお茶の水と巣鴨で同じテイストのステ…

血涙(上・下)

作者:北方謙三|PHP文庫 北宋初期を描いた「楊家将」の続編で、非業の死を遂げた楊業の息子たちの活躍を描いている。 父と兄を戦で亡くした六郎は、弟の七郎とともに、楊家軍を立て直そうとする。 宋は、北接する遼と臨戦状態にあり、遼に占領された燕州を…

ゴルフ

昔から、ゴルフには全く興味がない。 体を動かすのは好きなので、走って、泳ぐのは今でも問題ない。 球技も野球とサッカーとバレーボールは経験しているし、他のスポーツも楽しい。 唯一、ゴルフだけは未だに誘われても、プレイしたいと思わない。 ビー玉の…

追加経済対策

十五兆円だか、過去最大規模の経済対策を行うという。 これが税金の無駄遣いになるのか、よくわからなくなってきた。 確かに必要のない道路や建築物に金をかけることは、第3者的な視点に立てば必要ない。 一方で、失業者対策には充分なケアがなされていない…

ゆったり鉄道の旅2 東北

写真:佐々倉実 文:松本典久|山と渓谷社 これは、昨年東北旅行を決意させた本だった。 東京に出てきてから、帰省以外に長距離の電車は乗ったことがなかった。 でも、一度も行ったことのない東北地方には興味があった。 この本が、東北に行くきっかけを作っ…

さえずる舌

作者:明野照葉|光文社文庫 真幌は、パートナーで夫である悠介の援助を受け、都内にヒーリングスタジオを経営していた。 従業員にも恵まれ、年々売り上げは伸び、産業カウンセラーとしての仕事も増えていた。 そんなとき、芽衣という女性が働かせてくれとや…

遅ればせながら新年度

今、自分が所属している組織には、今年も新入社員は入ってこなかった。 中途採用の即戦力は年に何度か配属されるが、新卒の社会人はもう何年も見ていない。 だから、お昼の休憩時間に外に出たときに、いかにも新入社員って若い人を見ると新鮮な気分になる。 …

血烙

作者:堂場瞬一|中公文庫 刑事・鳴沢了シリーズの7作目で、今回はアメリカが舞台。 了は警視庁から研修のため、ニューヨークに派遣される。 そこには恋人の優美と、彼女の息子の勇樹が暮らしていた。 優美は弁護士を目指すために大学に通い、勇樹は売れっ子…

不動産屋

今年中に今のマンションを引き払うことは既定のこと。 先日、アポを入れていた不動産屋に顔を出した。 何だろうね、このがつがつとした雰囲気。 今年中に新築の物件が出れば知らせてほしいと言っているのに、ずれた案件を紹介する。 人の話を聞かない営業と…

靖国神社の右翼

桜が咲き、九段周辺は桜を見に来る客でいっぱい。 それにつられるように、右翼の車がやってくる。 北朝鮮のテポドンの発射に抗議する内容を叫んでいた。 軍歌とか、演歌を大音量で流して迷惑極まりない。 今日はハンドスピーカーを持ち、迷彩服を着た5、6…

九段の桜

7年前、東京に移り住んだときに、このあたりが桜の名所だと知った。 引っ越してから1週間後に桜が満開になり、平日の休日に桜を見に行った。 だが、あまりにも人が多いのでうんざりした。桜は静かにしんみりと眺めたい。 それなのに、大勢の人が押し寄せ、押…

天正十年夏ノ記

作者:岳宏一郎|光文社文庫 信長の華々しい登場から本能寺の変までを見届けた公家の物語。 天皇の秘書官である勘修寺晴豊が主人公で、彼の視点から戦国時代が描かれる。 この時代の朝廷はほとんど歴史の表舞台に現れないが、実は彼らの残した日記が重要な資…

俺たちの宝島

作者:渡辺球|講談社文庫 近未来の東京。ゴミ捨て場と化した島で生活する鉄夫を中心とする少年達の物語。 鉄夫は廃車に住み、ゴミの山の中から様々な品をサルベージし、島外の人と物々交換していた。 酒と食べ物があれば、特に必要なものはなく、気ままな生…