2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

うるう年

月末は仕事が立て込み、年度末はさらに忙しさが加速する。 2月3月が自分の中では最も忙しい時期だ。 遅くまで働くので、夜の読書の時間は少なくなり、酒の量も減る。 朝は寝不足だが、体調は悪くない。忙しさが体調を整えてくれている。 何気にカレンダーを…

関西人とバカにする田舎モノ

東京で生活していると、「関西人」という言葉を耳にすることがある。 自分は大阪の出なので、関西人とひとくくりにされるのにはすごく抵抗を感じる。 京都の人も、神戸の人もそれは同じ思いだろう。関西人同士は仲があまり良くない。 関東人は、東京を頂点と…

死神の精度

作者:伊坂幸太郎|文春文庫 1週間後に死を迎えることになっている人たちに、千葉と名乗る死神がアプローチする話。 千葉は対象となった人を調査し、「死」を「可」とするかどうか当局に報告する。 「可」と判断された人は8日後に死亡する。死神千葉が出会う…

由規より佐藤の方がいい

イチローの成功で、登録名を下の名前にする選手が増えている。 だが、イチロー以降、登録名の変更で、成功した選手はあまり見あたらない。 (ロッテのTSUYOSHIこと西岡や日ハムのSHINJOは実績を積んでからの変更だ。) 引退した選手もふくめて、下の名前や変…

みんなのケイバ

フジテレビの競馬中継が今年になってリニューアルされたが、これはひどい。 何が気に入らないかというと、メインレースの中継を放送しないことがあるからだ。 今日も京都のメインを中継せず、ホモの川合やシロートの星野の予想を無駄に垂れ流しだ。 初心者に…

閉鎖病棟

作者:箒木蓬生|新潮文庫 精神病院の患者たちの人間模様を描いた作品で、山本周五郎受賞作。 神保町の三省堂ではこの本が平積みになっており、売れているらしい。 箒木蓬生の小説は面白く、かなりの作品を読んだが、これは不思議と未読だった。 主人公のチ…

石破防衛大臣

テレビで見る限り、誠実そうな語り口で、激昂することもない。 ただ、顔でかなり損をしている。目の据わり方も尋常ではない。 笑った顔は愛嬌があるが、気持ちが悪い。 表情を作る指導を受けるとか以前の問題で、顔が悪すぎる。 やるせなさといらだちと失望…

前を向いて歩け

都心はどこにいても、人がいっぱいだが、大半の人は惰性で歩いている。 そんな中で、まったく周りに注意を払わずに歩いている人は迷惑な存在だ。 携帯の画面を見ながら、音楽を聞きながら、携帯で話しながら歩いている連中。 こういう人たちはかなり注意力が…

護衛艦あたご

海上自衛隊のイージス護衛艦あたごが、まぐろ漁船を沈めたことは確かに大事件だ。 マスコミはここぞとばかりに海上自衛隊が何かを隠しているのを暴こうとしている。 隠蔽体質を叩くのは報道の姿勢として悪くないのだが、少し鼻についてしまう。 元々機密だら…

のぼうの城

作者:和田竜|小学館 豊臣秀吉が天下統一目前の小田原征伐における、忍城の攻防戦を描いた歴史小説。 ぼんやりとした顔で長身で、武力も胆力も知力もない、忍城の城代の成田長親が主人公だ。 家臣からバカにされ、領民からも「でくの坊」を縮め、「のぼう様…

弾左衛門とその時代

作者:塩見鮮一郎|河出文庫 最後のエタ頭の13代目弾左衛門の生涯と、明治維新で解体されるエタ頭の制度を描いている。 弾左衛門は人の名であり、江戸幕府の下、エタ身分を支配する制度名でもあった。 彼は長吏(斃死牛馬を処理する人)や舞々・猿楽などの大…

灰色の北壁

作者:真保裕一|講談社文庫 山を舞台にした3つの作品が収められた作品で、新田次郎文学賞受賞作。 「黒部の羆」はライバルと登山に臨み、遭難しそうになる男の話だが、現在と過去の記述が交互する。 「灰色の北壁」はヒマラヤのホワイトタワー登頂に成功し…

パソコン死亡?

パソコンの調子が悪い。マシンから断末魔のような音がしている。 もう5年になるので、そろそろ限界かな。

競馬の予想

2月に入ってから、大荒れのレースが多く、馬券の調子が悪い。 普段、日刊スポーツを購読しており、週末は東スポを買っている。 特定の誰かの予想を信頼しているわけではないが、最近チェックしているコーナーがある。 それは、日刊スポーツの占い師の『百々…

動物記

作者:新堂冬樹|角川文庫 新堂冬樹が動物を題材に、2つの中篇と1つの短編が収録された珍しい作品。 「極北の王者アダムの生涯」は、アラスカのグリスリーと日本人の交流を描いた作品。 飼い犬を交通事故で失い、傷心の小田切少年は、父に連れられ、アラスカ…

おれの街だぞ

WEB

以下、毎日新聞の記事の引用。 傷害容疑:ヒップホップのメンバーを逮捕 水戸 調べでは容疑者は6日午後5時ごろ、水戸市内の洋品店に購入したCDやDVD計5枚を持ち込み「面白くない」などと文句を言った。男性店長(30)が5150円を返金すると「な…

Y&T

Y&Tは80年代に日本で人気があったハードロック・グループだ。 アメリカのバンドだけど、メロディには哀愁があり、無国籍な雰囲気が魅力的だった。 格好の良いメンバーはいないが、演奏は上手く、良いバンドだった。 特にデイブのレスポールの音とボーカル…

蝿の王

作者:田中啓文|角川ホラー文庫 大量の虫のおぞましい描写と、どことなくコミカルな会話が不思議にマッチしたホラー。 女子高生の瀬美は、昆虫学者の両親を事故で亡くし、叔母と二人で暮らしていた。 アイドルグループのメンバーのショウが恋人なのだが、多…

たまに鰻が食べたくなるときがある。東京は大阪に比べると鰻屋は多い。 お茶の水、神保町界隈には鰻屋が結構多いが、目立たず、少し入りづらい雰囲気だ。 それでも、2千円を出せば、ハズレは無いし、1500円でも美味しい店はある。 猿楽町の川松は少し高いけ…

鬼神の狂乱

作者:坂東眞砂子|幻冬舎 江戸末期の高知の寒村で、村人が集団狗神憑きに陥る話。 正月明けの祭事が行われた翌日から、5人の村人が狗神憑きの症状が現れる。 彼らは庄屋の元を訪れ、狗神を治めるための小宮を立てるように要求する。 庄屋の順平は、最初彼ら…

九月が永遠に続けば

作者:沼田まほかる|新潮文庫 2004年度ホラーサスペンス大賞受賞作。 佐知子は精神科医の夫、雄一郎と離婚し、高校生の息子の文彦と二人で暮していた。 自動車教習所の教官の犀田と、身体を合わせる事に背徳感を感じながら日常を送っていた。 ある日、息子…

積雪

明日の予報では、東京はまた雪が降るかもしれない。 先週の日曜日は雪が積もり、九段の坂を下りるのに苦労した。 自転車に乗るなんて、とても危険で、慎重に足元を確認しながら歩いた。 この坂は急で、まるでスキーのジャンプ台みたいだ。 上京して、初めて…

黒人が歌う「北斗の拳」

WEB

黒人が車の運転をしながら、「愛をとりもどせ」を熱唱している。 腕をふり、こぶしを握りしめ、ノリノリだ。 古谷実のマンガの構図のようで、笑いのツボに入ってしまった。

パンドラの火花

作者:黒武洋|新潮文庫 死刑制度の廃止された近未来の日本。政府は確定死刑囚の処遇を決めかねていた。 そこで、死刑囚をタイムマシンで過去に送り、犯罪を起こす前の自分を説得させるというプランを実行する。 死刑囚には政府の役人が監視役として配置され…

檻の中の少女

作者:大石圭|角川ホラー文庫 画家の長澤は、30歳過ぎで、湘南の海が見えるマンションで孤独な生活を送っていた。 部屋にはテレビもオーディオもパソコンもなく、絵を描く道具があるだけだ。 画商の角田が、外の世界の唯一の窓口で、彼が注文する絵を描き、…

水無川

作者:小杉健治|集英社文庫 元小学校教師の真壁は、担任した児童が親の虐待で死亡した苦い経験を持っていた。 自責の念から教師を退職した真壁は、自分の経験を本として出版した。 ルポライターとして身を立てるつもりが、現実は甘くなく、塾のアルバイトで…

死刑

作者:森達也|朝日出版社 ドキュメンタリー映像作家が、死刑制度の是非を問う作品。 元オウム真理教の岡崎確定死刑囚とのやり取りから始まり、筆者は色々な人にアプローチする。 死刑廃止運動に取り組む安田弁護士、死刑がテーマの「モリのアサガオ」を描い…

街宣車

今日の靖国通りには右翼の街宣車が多く、交差点ごとに警官が立っていた。 近くで日教組か左翼の集会があるのだろう。この雰囲気は好きではない。 それにしても、右翼の街宣車ってどれもこれも同じような雰囲気だ。 威圧的な装飾の車で、軍歌を垂れ流して走る…

株価はわからん

そろそろ売ろうと思っていたモノに限って、急な下がり方をする。 まるで自分の考えを先読みするような、動き方だ。 そんな感じで、なかなか売ることができず、ずるずると保有したまま。 にもかかわらず、先日の値下がりで、いくつかの銘柄を衝動買いしてしま…