2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ディープインパクト

強いな。馬券を取れたら最高だったけど、リンカーンはいらんと思ったので、 馬券は取れなかった。昨日3レース的中させたけど、すべて吐き出してしまった。

天使の代理人(上・下)

作者:山田宗樹|幻冬舎文庫 助産婦の冬子は数え切れないほどの堕胎手術に関わってきた。 だが、ある時の手術で生きている胎児を目にして、中絶反対運動に目覚める。 自費出版で本を出すが、全く売れない。ただ、テレビ出演をきっかけに同調者が集まる。 医…

吐き気

暖かくなるにつれ、のどの調子は良くなった。体調も元に戻った。 でも、泳ぐと吐き気がする。以前は1時間で2000メートル泳いでいたのに、 今は50メートル泳ぐたびに、吐き気がして呼吸を整える始末だ。 普段は休日の昼間に泳いでいる。人はほとんどおらず、…

刑事の墓場

作者:首藤瓜於|講談社 県警のエリートだった雨森は、人事異動で動坂署に飛ばされる。 そこは、刑事の墓場と呼ばれる所で、不祥事を起こした警官の吹き溜まりだった。 何かの間違いだと思っている雨森は、同僚となじむことができない。 管轄内を歩き、近所…

逮捕・釈放

昨日、今日と逮捕の映像を良く見る。 やせたり、ズラをとったり、個人の劇的な変化を見ることができた。 姉歯容疑者は、ズラをとってあの頭なのか、それとも剃ったのか? 気になるところだ。 篠塚容疑者は痩せたし、怒鳴られたテレ朝の記者はびびっていたな…

夜の河を渡れ

作者:梁石日|光文社文庫 新宿を舞台に、二人の在日朝鮮人がのし上がっていく物語。バブル期が舞台。 李と朴は民族学校の同級生で、二人とも独立してホテトル業を営んでいた。 独立心旺盛な二人は、ポーカー賭博の店を開店することを決める。 足りない資金…

時間の使い方

昨日は山手線が止まり、1年前の今日は福知山線の脱線事故があった。 自分はチャリ通勤だが、仕事中に電車に乗る機会が増えた。 営業の人と一緒に出かけるのだが、不満で仕方が無いことがある。 WEBで経路検索をして、ぎりぎりの時間に出ようとするのだ。 「…

黒魔館の惨劇

作者:友成純一|光文社文庫 ロンドンのある幽霊屋敷を巡る5つの連作集。住民はいずれも日本人。 最初の「幽霊屋敷」はありきたりのオーソドックスなホラー。 2編目の「異邦人の街」は幻想的な雰囲気で面白かった。 「ロンドンには英国人がいなくて、過去の…

毒蟲VS.溝鼠

作者:新堂冬樹|徳間書店 「溝鼠」で作者が作り出した最低最悪のキャラクター鷹場が出てくる続編。 もう一人の主人公「別れさせ屋」の「ドリームサポート」を営む大黒。 登場のっけから、若い女性を引きずり倒し、老婆を足蹴にするイカレっぷり。 大黒は巨…

カタカナ言葉

WEBの仕事をしていて、不愉快に思うのは必要以上にカタカナが多いことだ。 技術的な言葉は仕方が無いのだろうが、日常会話で出てくるのはイヤだ。 アジェンダ(議題)とか、クロージング(契約締結)とか、ソリューションとか。 はてなの代表の近藤氏が日…

愚行録

作者:貫井徳朗|東京創元社 オビに「慟哭」「プリズム」に続く第三の衝撃と書かれた、真っ黒な単行本。 自分はこの作家の全ての作品を読んでいる。ハズレのない作家だ。 東京の閑静な住宅地で起きた一家四人皆殺し事件。いきなり元ネタがある。 犯人は捕ま…

がんばる人達

いくつもの職場を経験し、大阪から東京に流れ着いたが、 必要以上にがんばる人って、どこにでもいる。 彼らは基本的にはいい人で、自分のことは後回しにして、人の手伝いをする。 すばらしい人間性なのだが、組織として動くときに、足を引っ張ることがある。…

セカンド・サイト

作者:中野順一|文春文庫 第20回サントリーミステリー大賞受賞作。新宿のキャバクラが舞台。 店のナンバーワン・キャストのエリカから相談を受けた、ボーイのタクトが主人公。 彼女に付きまとうストーカーを排除してほしいとの依頼で調査を始める。 一方で…

話すのは苦手

最近、人前で話す機会は多いのだが、はっきり言って苦手だ。 話し始めると何ともないのだが、その前の緊張感はイヤで仕方が無い。 事前準備に意外と時間をとられるし、出だしの何分かは緊張でガチガチになる。 これは場数を踏んでも慣れることはない。できれ…

東京ライオット

作者:戸梶圭太|徳間書店 足立区の綾瀬に出来た超高級マンションの住人と地元民の抗争を描いている。 マンションの住民は地元民を見下し、地元民はマンションの住民に反感を持つ。 静かな対立が続き、最後は、暴徒と化した地元民がマンションに突入する。 …

メッチャ悔しい

皐月賞。狙っていたメイショウサムソンから馬券を買った。 昨日、ドリームパスポートも相手に選んでいた。 今日、何をトチ狂ったのか、ドリームパスポートを外し、別の馬を買った。 あああ、13万円Getできたのに!こんなに悔やんだのは久しぶりだ。 まだ、悔…

町長選挙

作者:奥田英朗|文藝春秋 「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」に続く、精神科医伊良部一郎の第三弾。 4篇の作品が収録されているが、明らかに実在の人物がモデルとして登場する。 ナベツネ、ホリエモン、黒木瞳。面白いのだが、少しやりすぎかなと思う。 …

都立水商!

作者:室積光|小学館文庫 後に文部大臣となる官僚が、酔っ払った勢いで水商売の専門教育の高校を作る。 その名も都立水商業高校。ホステス科、ソープ科、ホスト科などの学科で設立。 物語は設立10年後に、高校を去る教師の過去の回想で進行する。 荒唐無稽…

ホラー・ジャパネスク読本

作者:東雅夫|双葉文庫 ホラー評論家の東雅夫と7人の作家の対談集と彼の書評が収録。対談相手は、 宮部みゆき、津原泰水、岩井志麻子、福澤徹三、加門七海、京極夏彦、三津田信三。 同じテーマの対談集なのだが、それぞれの作家が独自の世界観を持っている…

LifeHacks

WEB

最近よく聞く言葉なのだが、要は日常の習慣をいかにシステマチックにするかだろう? 自分の仕事のやり方はいたってシンプルで、10年以上このやり方だ。 朝、仕事を始める前に、今日やることを1枚のメモに書く。終わったら消す。 全部終了したら、メモは捨て…

自炊復活?

東京に来てから、自分で料理を作ることはなくなった。 近くにスーパーがないことと、引越のドサクサで愛用の包丁や鍋を紛失したからだ。 渋谷の東急ハンズで調理器具を物色したこともあったが、結局買わずじまい。 夜はほとんど食べることがないので、少量の…

買い物はしない

WEB

WEBのおかげで、得る情報は格段に増えたし、情報の取捨選択も便利になった。 情報の獲得手段としては、なくてはならないモノになっている。 でも、自身がWEBの仕事をしているのに、WEBで買い物をすることはほとんどない。 当たり前だけど、タバコや酒や飲み…

空山

作者:箒木蓬生|講談社文庫 「空夜」の続編。前回の登場人物がそのままだが、主役は入れ替わっている。 今回の主人公は恋人を失った後、市会議員になった俊子で、テーマはゴミ問題。 のどかだが、美しい自然に囲まれた九州の田舎町に不法投棄されるゴミ。 …

目黒

東京での行動範囲は狭く、千代田区の外に出ることはほとんど無い。 「たまには営業に行って来い」と言われ、営業社員についていくことにした。 WEBのプログラムの内容と操作方法の説明をしに行ったが、外に出るのは良い。 相手の会社は目黒にあったが、何と…

よく寝てる

休みの日は予定がなければ10時過ぎまで寝ている。何度か目覚め、また眠る。 普通、年をとれば睡眠時間が短くなるというが、自分はまだよく眠れる。 以前は寝ている時間がもったいないと思ったが、最近は昼寝までしてしまう。 仕事は面白くないことが多く、悩…

第三の時効

作者:横山秀夫|集英社文庫 F県警捜査一課の面々を描く連作集。捜査課長の下には3班がある。 それぞれの班長は能力がありながらも、癖があり、上司を戸惑わせることもある。 この本は6つの短編があるが、いずれも捜査一課の誰かに焦点をあてている。 犯人…

太平洋の薔薇(上・下)

作者:笹本稜平|光文社文庫 太平洋の荒海を舞台にした冒険小説で、大藪晴彦賞受賞作。 上下巻で800ページを超えるが、一気に読んだ。 伝説の名船長の柚木は、最後の航海の途中、海賊に襲撃され、船を乗っ取られる。 海上保安庁に勤める柚木の娘は、そのこと…

煤けた頭

やる気の無さに浸っていると楽だけど、頭が錆付いていることに愕然とする。 「企画書?はいはい。すぐに作りますよ。」って言ってたのは大阪にいたころ。 WEBのデザインに専念して、東京に移ってからは自分の裁量で仕事を進めてた。 アイディアが出てこな…

サボリ癖

最近、仕事の進め方に対して、苦言が多くなった。まあ、それは納得している。 実際に、サボっている時間がほとんどで、仕事をしていないし。 でも結果を求める割に、出費を渋るし、典型的な小さな組織に嫌気がさしている。 明日も確実にサボるのだろうな。楽…

トヨタ伝

読売新聞社特別取材班|新潮文庫 ビジネス系の本はあまり読まないのだが、これは面白かった。 自動車産業トップに君臨するトヨタの実情を歴史、従業員への取材で描いている。 創業者の豊田家を含め、トヨタに対する忠誠心を行き渡らせる教育。 「カンバン方…