2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事納め

今日で今年の仕事は終わりだった。 近辺のオフィスは閉まっているところが多く、人も少なかった。 7月に組織替えがあり、WEBのデザインの仕事を変わった。 今の仕事もやりがいが無いわけではないが、不本意な気分のまま続けている。 来年も今の仕事を続…

ねじの回転(上・下)

作者:恩田陸|集英社文庫 時間遡行装置を発明して、歴史を捻じ曲げたことで、人類絶滅の危機を迎えた近未来。 国連は、現状の世界に蔓延する疫病を駆逐するために、 歴史をさかのぼり、史実を微妙に元に戻す(変える?)作業を行っていた。 その介入ポイン…

2005年に面白かった小説

今年もそろそろ終わりなので、今年に読んだ本で面白かったものを挙げようと思う。 はてなダイアリーで記述した本は150冊ほどあった。 自分の中でベストテンでも書いてみようと思ったが、順位をつけるのが面倒くさくなった。 以下順不同で紹介。ちなみに今…

忘年会欠席

今日は職場全体の忘年会があった。出席するつもりだったが、止めにした。 幹事が仕事中に買出しに行ったり、バカ騒ぎしそうな進行を聞いて、欠席することにした。 直前になって、欠席することを告げたので、幹事は困っていた。 社内で一人だけ欠席することに…

有馬記念

ディープインパクトから馬連、ワイド、3連単と2万円の投資をした。 いらないと思っていたハーツクライがいい位置にいたので、嫌な予感がしていた。 馬券はかすりもしなかった。今年は馬券の調子もよかったけど、最後にケチがついたな。

梟首の島(上・下)

作者:坂東真砂子|講談社 明治初期の自由民権運動に翻弄された母と二人の子供を描く大河小説。 この作者の最近の小説ではイマイチなのが多かったが、これは抜群に面白かった。 父親の急死で高知に出てきた岩神むめ、大洋、東吉の成長と、 ロンドンで切腹を…

やる気なし

今日はなぜか仕事だった。事務所に入っても出勤者はほとんどいない。 何故自分が出勤しているのか、理由もわからないし、朝からサボる。 昼前から外出し、四谷で焼肉を食べ、秋葉原に行く。ヘンな格好をした奴が多い。 仕事のための外出だったけど、あまり成…

祝日の千代田区

午前中、寝そべって本を読んでいると、街宣車が騒がしかった。 ベランダに出て、外を眺めると、靖国神社の周りに右翼がいっぱい。 今日は彼らの言うところの天長節だ。禁煙なのに、路上でタバコを吸っている。 昼前に外に出て、自転車で神田に向かう。靖国通…

寒すぎる

何だこの寒さは?昼前から急に寒くなった。風邪を引いたのかと思った。 気温が下がり、風が強い。7時半に事務所を出て、自転車で家に戻るが、 涙が出てくるくらい、寒かった。九段の坂を自転車を押して上る時間は長かった。 でも、家の中は寒さを感じず、暖…

他人の自慢話

自慢話をしたい人はどこにでもいる。立場が上の人ほどしたがるものだ。 んで、たいしたことのない人のほうが、どうでもいい自慢話が多い。 聞いていても、全然面白くない。そんな飲み会に参加した今日は不幸だった。 中小企業のトップってこんな人が多いのだ…

怪人対名探偵

作者:芦辺拓|講談社文庫 タイトルでも連想できるように、江戸川乱歩へのオマージュ的作品。 推理小説好きの少年が誘拐され、殺人喜劇王と名乗る怪人が彼の一族を殺し始める。 少年の親族の少女から依頼を受けた弁護士の森江春策が事件の捜査を始めた。 2…

デザイン

WEBデザインの仕事から離れて、そろそろ半年が経つ。 以前は焦りもあったが、最近はもう、どうでも良いような気分にもなっている。 休憩時間に、何気なしにデザインの本を手にしたが、何の感想もなかった。 本当にこれでいいのか?もう何も作りたくないの…

疲れている

昨シーズンの体調不調は、いつおさまるのか不安になるくらい長かった。 今年はいまのところ、風邪をひくこともなく、無事に過ごしている。 昨日、Mixiで知り合った人たちと飲みに行き、タクシーで3時前に戻った。 今朝は8時前に起きたが、眠くて11時過ぎ…

夜市

作者:恒川光太郎|角川書店 第12回日本ホラー小説大賞受賞作。表題作の他に「風の古道」を収録。 大学生のいずみは、高校の同級生の裕司から「夜市に行かないか」と誘われる。 連れていかれた岬の森の中に、妖怪たちが様々なモノを売る市場があった。 裕司…

時間の概念

今の職場の人たちはよく働く。自分はいつも感心する。 でも、一方で時間の使い方が不味いと最近思っている。 少人数でいつでもミーティングが始まるフットワークの軽さはいい。 だが、開始時間を決めた会議まで、だらだらと遅れて始まるのは良くない。 初め…

うなぎ鬼

作者:高田侑|新潮社 危ない街と、そこに蠢く人たちを描く暗黒ミステリー。 主人公の勝は192センチ、112キロというプロレスラー並みの体格。 借金を背負い、借金の取立てやデリヘルの運転手をしている。 見た目もガタイも立派なのに、気が弱くビビリという…

博士の愛した数式

作者:小川洋子|新潮文庫 第1回本屋大賞受賞作品。(いつできたのか、誰がきめたのか?) 数学者の家に通うようになった家政婦とその息子の3人の交流を描く話。 博士はいつも同じ背広に色んなメモをつけている。 何年も前に、交通事故に遭い、記憶が80分し…

純喫茶風の店で昼食

以前から気になっていた、水道橋駅近くの純喫茶風の店で昼食。 今時珍しく、食品サンプルのディスプレイが展示されている。 ナポリタンのパスタをすくい上げるフォークが浮いているのには昭和を感じる。 あれって、蝋で作っているのかと勝手に思い込んでいた…

プロ野球タブーの真相

別冊宝島編|宝島社 先週の土曜日の日刊スポーツに広告が出ていたので、購入してみた。 表紙には「スポーツ紙が書かない球界裏事件簿」 「巨人ブランド、冷遇される名選手、選手とタニマチ」 「球界に巣くう闇と、避けては通れない確執劇の裏側!!」と書か…

チューイング・ボーン

作者:大山尚利|角川ホラー文庫 第12回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。 主人公の原戸登は大学時代の同じゼミの嶋田里美に呼び出される。 会話も交わしたことのなかった彼女から、電車の先頭車両からビデオ撮影を依頼される。 しぶしぶ引き受けるが、飛び…

白目

近くにある飲食店は、薄味が大阪を思い出させ、美味しいからよく利用している。 だが、店員の雰囲気が何となくおかしい。挙動不審な感じが漂っている。 おどおどしていたり、話しかけると白目を剥いて対応したり。 箸袋に「当店では身体障害者を雇っています…

ああ、上手く行かない

WEB

秘密のサイトをアップしようと、あるサービスから試みているが上手くいかない。 ブラウザから試みるが、これはダメ。用意されたサービスでもダメ。 FTPソフトを使ってもダメ。1GBの容量でも無料ホームページって以外に制限があるな。 ファイルの総数が5000を…

夜に自由を感じたころ

夜の街に魅力を感じなくなった。 10年前は自転車で、頻繁にキタやミナミ、天王寺や大国町を徘徊した。 体が疲れたり、冷えたりすれば、どこかで酒を飲んだ。 何となく、どこかに居場所があったし、他にも見つかりそうな気がしていた。暗闇の中を、ひんやりと…

池袋

昨日は飯能で飲み、終電で池袋に戻ってきたのが12時半過ぎ。 地下鉄は終電が出た後で、JRで帰れるかと思ったが、とっとと帰りたかった。 タクシーに乗ったが、九段の自宅までは3千円弱。自腹を切るには少し高い。 埼玉県に行ったのは、東京に来て3年になるが…

飯能

仕事で埼玉の飯能へ、何故か飲み会になり、終電で池袋に向かっている。 もう日付が変わる。12時直前というのに、まだ所沢だ。 池袋に戻っても、もう九段まで戻る電車はないだろう。 タクシーで家に戻るか。それにしても山手線の内側から出るのは久々で新鮮。…

日本タブー事件史

別冊宝島編|宝島社 誰も触れないあの事件の真相ということで、いくつかの事件をピックアップ。 皇室、在日コリアンで自殺した新井将敬元衆議院議員、元スマップの森。 武富士、ユダヤに、警察の裏金作り、世田谷の一家4人殺し。 知っている内容が多かったの…

余は如何にして服部ヒロシとなりしか

作者:あせごのまん|角川ホラー文庫 第12回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。 表題作は仕事を辞めた主人公が友人の姉に導かれるまま、家に着いていく話。 最初は一緒に風呂に入ったりして、エロティックな雰囲気。 だが、子供を殺したり、カラスの足を切っ…

僕たちの戦争

作者:荻原浩|双葉社 2001年に生きるフリーターと1944年に特攻の出撃を待つ少年兵が入れ替わる話。 これは面白かった。単行本で400ページ以上あったが、一気に読んだ。 彼女と喧嘩中のフリーターの尾島健太は、一人でサーフィンに出かけた。 少年飛行兵の石…

チャーハン

時々無性にチャーハンが食べたくなる。今日がその日だった。 朝から昼食はチャーハンだと決めていたが、水道橋近辺に行きつけの店はない。 適当に入った中華料理屋で「チャーハン」を注文すると、驚くような量だった。 ハム、卵、玉葱、グリーンピースという…

誘拐の果実(上・下)

作者:真保裕一|集英社文庫 病院長の孫娘が誘拐され、犯人からは前代未聞の要求が届けられる。 「身代金代わりに、入院中の患者を殺せ」その患者は病院のスポンサーだった。 家族は悩んだ末に、警察と偽装を試み、人質を救出しようとする。 同じ頃、第二の…