2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ガラス張りの誘拐

作者:歌野晶午|角川文庫 都内で若い女性が誘拐され、殺害される事件が連続して発生する。 見つかった遺体はそれぞれ、遺体の一部が切り取られていたので、同一犯だと思われた。 警察の捜査を尻目に、犯人は新たな犯行声明を新聞社に送り付ける。 該当の女…

宝塚記念

昨日の夜はメイショウサムソンとアサクサキングスの1点買いを考えていた。 だが、直前に予想を変更し、エイシンデピュティとカンパニーを加えることにした。 結局4頭のボックスにしたので、購入額は増えたけど、おかげで的中した。 今年は馬券の調子が悪い…

警官がいっぱい

土曜日は運動をした後に、外で昼食をとることにしている。 今日は、神保町の中華料理屋に行った。初めて入る店だ。 メニューの書き方がきれいだったので、期待ができそうだった。 だが、店に入るとインド人が出てきた。珍しい店だと思った。 席に付き、メニ…

人は、永遠に輝く星にはなれない

作者:山田宗樹|小学館 民間病院に設置された「医療相談室」に勤める千夏は、様々な患者のカウンセリングを行っていた。 プールの事故で脊椎を損傷し、リハビリに対して自暴自棄になった男性。 子供の重病に対して、医療免除が出ないことに抗議する母親。 …

病んだ人は増えているのか

秋葉原の事件以降、捕まるとわかっていて、ネットに書き込みをして逮捕というニュースが増えている。 今日も秋葉原で、警官の職務質問でトラブルになり、切りつけた男が逮捕された。 警戒されている場所に、刃物を持っていく精神構造はイカれているとしか思…

居酒屋タクシー

霞が関の中央省庁の公務員たちが、タクシーの運転手から金品を受け取っていた問題。 1400人を超える役人が「接待」を受けていたと、発表があった。 公費を使った、せこいチョロマカシで、やっていることは木っ端役人と変わらない。 処分もあるようだが、ここ…

You better you bet

キース・ムーン死後のナンバーで、あまり有名ではないが、好きな曲。 個人的にはThe WHOの中では隠れた名曲だと思う。(まあ、結構有名かな)

東京のいいところ

人や坂が多すぎるとか不満はあるけど、もちろん他にはないいいところもある。 まず、欲しいものはたいてい見つかるところで、これは大阪以上だ。 もちろん、ネットでならもっと簡単だろうけど、購入の時に個人情報をあまり出したくない。 欲しいと思ったその…

隣の怪 蔵の中

作者:木原浩勝|メディアファクトリー 「新耳袋」の片割れの怪談短編集の2作目で、15編の怪談が収録されている。 「新耳袋」は一つの話が短く、2ページくらいで終わるものが大半だった。 それでも面白い話が多く、怪談の新しいスタンダードを確立した作品群…

無様(ブザマ)

休日昼間の武道館では、剣道とか空手などの大会が行われることがある。 袴や道着を着た連中が近くをうろうろしているが、ほんまに武道家かと思う。 道を広がって歩いたり、近くのコンビニで地べたに座ってカップ麺を食べたり。 コンビニの雑誌のコーナーで立…

少年の輝く夏

作者:堂場瞬一|集英社文庫 瀬戸内海に浮かぶ島に、東京から山村留学のためやってきた中学2年生の浩次。 島は海に囲まれ、レモン畑しかない境遇で、退屈な日々を送っていた。 島の同級生の実家の土蔵に海賊船が沈んだことを記した海図を発見し、サルベージ…

穴場の店に失望

非常にわかりづらい場所に、おいしい料理を出す店があった。 3年くらい前に一人でふらっと入り、いずれまた利用しようと思っていた。 そのまま忘れていたが、偶然店の前を通りかかり、誘われるように入った。 だが、店の変わりように驚いた。店員が老人ばか…

さよならバースディ

作者:荻原浩|集英社文庫 東京の西のはずれにある霊長類研究センターでは、ボノボに言語を教える実験を行っていた。 責任者の安達助教授は1年前に原因不明の自殺を遂げたが、現在は助手の真が実験を進めていた。 実験対象のボノボは3歳の子供のオスで、バー…

携帯電話のマイナス面

自分は普段、携帯電話を家に置いているが、仕事中に不便は感じたことはない。 むしろ職場の人間に連絡先を教えると、ろくなことがない。 職場に常駐しているが、ごくたまに外出すると、つまらない連絡が入ってくる。 それは、今この外出先で解決しなくても、…

宮崎勤死刑執行

宮崎勤の死刑が執行された。衝撃的な事件だったが、もう20年も経つことに時の流れの速さを感じる。 幼い少女ばかり4人を殺害し、遺族に遺体の一部を送り、マスコミに犯行声明を送るなど、特異な事件だった。 死刑はやむをえないと思いつつも、何となくすっき…

横浜ベイスターズ

今、12球団の中で最も低迷している横浜ベイスターズ。 立て続けに2件のトレードを成立させたが、それほど効果のある補強とは思えない。 若手に村田や吉村、内川など良いバッターがいるが、明らかにチーム編成を失敗している。 もちろん大矢監督にも責任がな…

セリヌンティウスの舟

作者:石持浅海|光文社文庫 大時化の海で遭難しかかった6人のダイバー達。彼らはその経験から強い仲間意識をもった。 だが、その中の一人が仲間の前で青酸カリをあおり、自殺を遂げる。 警察の捜査では自殺で処理されたが、仲間の一人が不自然な点を見つけ…

ナチの亡霊(上・下)

作者:ジェームス・ロリンズ|竹書房 第2次大戦後、連合国はドイツの優秀な科学者たちを自国に連行した。 その中で、「釣鐘」と呼ばれた遺伝子を操作する装置が人知れず消えた。 現代に移り、アメリカの特殊部隊のシグマフォースは、ナチの残党によるテロを…

管理職は早く出勤するべき

今の組織はシフト出勤が認められており、各自で出勤時間を決めることができる。 早い人は9時出勤、遅い人は11時からとなっていて、こんな職場は増えてきているだろう。 ライフスタイルや仕事の進捗状況で選択できるのは、末端の社員にはいいことだと思う。 …

津々浦々「お化け」生息マップ

技術評論社刊 三省堂本店の4階は歴史や美術に関する本が充実している。 その中で、妖怪と民俗学のコーナーで見つけたのがこの本。 地域ごとに伝承を取り上げ、写真や絵も充実しているが、中身は薄っぺらい。 タイトルからして期待できないのだが、なぜこの…

株主総会への招待

最近、毎日のように株主総会のお知らせの手紙が届く。 いつのまにか、結構な数の会社の株を保有していることに気づく。 自分のように小口の株主にも送付するのは慣例なのだろう。 でも、中に入っている決議事項はいずれもかなりのボリュームで、読む気がしな…

乳首を噛まれる

秋葉原のキチガイに比べると何だか笑ってしまうニュースだ。 以下、Yahooニュースを引用。 『市財政課長、かまれる=演歌男逮捕−埼玉県羽生市』 大声で演歌を歌っているのを埼玉県羽生市の企画財政部財政課長(51)に注意され、胸をかみつきけがを負わせたと…

一人飯

東京に出てきてから、仕事の日の昼食は一人で出かけることが多くなった。 美味しい店は値段が高いこともあるが、こっちの職場の人たちは安く済ませたがるからだ。 自分は食事くらいは少々値が張っても、おいしいものを食べたいと考えている。 値段は安いけど…

秋葉原で通り魔

絵空事のようなことが現実になったが、なぜ秋葉原なのだろう? 不謹慎だが、大勢の人を殺したいのなら、もっと他に場所はある。 事件発生当時、近くの神田で鰻を食べていたが、物々しい雰囲気は伝わってこなかった。 すぐに犯人が逮捕されたからだろうけど、…

ハミングで二番まで

作者:香納諒一|双葉文庫 ハードボイルド作家のデビュー間もないころの作品を収録した短編集。 「共犯」は弟の自殺に関する疑惑を、手紙のやり取りで解き明かしていく話。 「城ヶ崎へ」は事業に失敗した男が、幼馴染を殺害しようとする話。 「宴の夏」は昭…

突然の飲み会

渋谷に9時前に呼び出され、飲み会に突入。 で、中途半端な時間にお開き。終電間際の山手線に乗った。 思いのほかに込んでいた。まるで大阪の御堂筋線のラッシュのようだ。 揺れに身を任せていると、背後から激しい突き上げ。 「こいつ、わざとやっている。」…

忙しい昼食

パスタが美味しい店で、昼食をとっていると、近くの男性がクレーム。 「俺の注文した料理はまだか」と店員に急かしていた。 確かにこの店は少し料理が出てくるのに時間がかかる。 それは茹でにこだわっているからだと思っている。 この男性はおそらくこの店…

ローンは無駄金

ガソリンや食料品の値上がりは今のところ、自分の生活には影響は出ていない。 でも、近いうちに間接的に影響を被ることになるだろう。 あるいは鈍感で気づいていないだけかもしれない。(そういえば近くの食堂が値上げした。) 庶民の生活に欠かせない食料や…

部長漂流

作者:江波戸哲夫|角川文庫 不動産会社に勤める森田は、バブル崩壊後、出世コースから外れ、不満を募らせていた。 そんなとき、会社が早期退職を募ったので、森田は手を挙げることにした。 独立して、不動産の仕事でもう一旗を揚げ、会社の人間を見返すつも…

月曜日はきつい

いつものことだけど、月曜日の仕事はしんどい。 やる気が戻ってくるのに、エネルギーを使うし、考え事をするのも億劫だ。 できるだけ頭を使わない仕事を、週末から残しておくのだが、それはそれでダルい。 会議でもあれば、しゃきっとするのだが、そういう機…