女優仕掛人

作者:新堂冬樹|角川文庫
大手芸能プロダクションを追われた敏腕マネジャーの上杉は、弱小事務所に再就職する。
そこで出会った佐倉千沙に眼を奪われ、彼女をスターダムにのしあげようと計画する。
だが、かつて働いていた大手プロダクションから、様々な妨害を受ける。
一方、千沙は一見清純に見えるが、肉体を使って役を獲ることも辞さない野心がある。
二人の行動がかみ合い、千沙はスターへかけのぼる。


文庫本だから買ってみたけど、これは面白くない。
芸能プロダクションを作り、テレビに出て、最近の新堂冬樹はダメだ。
恋愛小説と暗黒小説を使い分けているが、最近の作品は面白くない。
新幹線で出張前に、KIOSKで買って、読んだ後はゴミ箱に捨ててしまうレベルだ。
「無間地獄」「カリスマ」「溝鼠」「炎と氷」のような傑作はもう期待できないのだろうか?


女優仕掛人 (角川文庫)

女優仕掛人 (角川文庫)