ギャングスタ

作者:新堂冬樹|徳間文庫
文庫本裏書き

極悪高校として名高い明王工業。拳に物を言わせたら、規格外の強さを誇る四人が君臨していた。トップの座である“ギャングスタ”をもぎ取ろうと、新入生が動き始める。一人はナンパに明け暮れるイケ面の白石。もう一人は冷静さを失わないクリスチャンの赤星。対称的な二人は一対一の闘いで上級生を潰し、駒を進めていく。最後に勝つのは誰か!?熱くて笑える青春ケンカ小説の傑作。

新堂冬樹の学園モノで、狂言回しの銀二の視点で物語は進む。
大仰な台詞回しはギャグだし、喧嘩のシーンの描写は上手い。
でも、これなら漫画にして読んだ方が面白い。
青春小説にしては悪くない程度で、新堂冬樹の本来の実力ではない。
相変わらず、様々な作品を出しているが、暗黒小説の傑作を書いてほしい。


ギャングスタ (徳間文庫)

ギャングスタ (徳間文庫)