秋田から山形へ

昨日は早く寝たので、7時に秋田のホテルをチェックアウトした。
秋田駅で朝食をとり、8時過ぎの電車に乗った。奥羽本線に乗り、新庄に向かう。
2両編成の電車は空いていたが、段々と混んできた。煙草が吸えないのがつらい。
こんな田舎だから単線で、待ち合わせの時間に吸うことができると考えていたのだが、複線だった。
結局、横手で1本吸えたが、3時間近く吸えないのはつらかった。
新庄からは新幹線に乗る。新庄と言えばマット殺人事件くらいしか印象がない。
始発駅だから、自由席に座ることができたが、発車するころには満席になっていた。
12時過ぎに山形に到着。蒸し暑かったし、ここも人が少ない。
山形駅
事前に何も調べていないので、どこが町の中心なのかもわからなかった。
適当な方角を目指して歩くが、何もなかった。
いったん駅に戻り、駅の近くの焼き肉屋でカルビを食べた。おいしかった。
観光案内所でマップを手に入れ、山形城(霞城跡)に行くことにした。
入口の城門
地元の住民は城門を自転車で駆け抜けている。贅沢でうらやましい。
最上義光歴史館に入った。無料だったが、内容はしょぼかった。
城跡の中には様々な施設があり、県立博物館に行ってみることにした。
山形の歴史や、自然を紹介しており、なかなか楽しめた。
だいたい田舎の博物館なんて、どこも似たようなものだ。
ほこりをかぶってそうな動物のはく製や、明治以前の農家を再現したものがあって、人気が少ない。
でも、何となく落ち着ける。こういう施設はいつまでも残っていてほしい。
その後、美術館で四大浮世絵師展を見た。これは値打ちがあった。
山形を出るまでに少し時間があったので、メインストリートを歩いてみた。
直前まで祭りのようなものをやっていたようで、それなりに人がいたし、秋田よりは人が多かった。
在来線で、米沢を経て、福島まで到着。
何かおいしいものでも食べようと思ったが、宇都宮で餃子を食べることにした。
新幹線に乗り、宇都宮で降りると、餃子の店がいくつもあり、行列ができていた。餃子しかないんかと思った。
何とか行列のできていない店で餃子を食べたが、そんなにおいしくなかった。
で、昨晩の10時過ぎにようやく自宅に戻ってきた。東京は雨が降っていた。
広い土地があるのに、衰退感があるのは、過疎化という言葉だけでは片づけられない。
今、国が地方に対してやっているのは、土木事業くらいしか見えない。
これでは若者は残らないだろうな。魅力的な風土の担い手はいつしかいなくなるのだろうな。


ところで、今のところはてなフォトライフの使えない。
WEB上のサービスを提供しているのにもかかわらず、反映されるのが遅すぎ。