デス・ルーム

作者:行川渉|角川ホラー文庫
封印された、伝説のホラー映画「ヒステリア」の撮影スタジオに紛れ込んだツアー客。
出口の閉ざされた中、一人一人が自身の周りで起こった怪談を話すことになる。
アメリカのホラー映画をノベライズしているのだが、これは非常にくだらない作品だった。
200ページ弱だったので、すぐに読み終えたが、何でこんなものを買ったのだろう?
時々、こんな本に巡り合うが、短かったので無駄な時間は少なかった。
生血を吸う乳首。日本旅行で地獄に引きずり込まれる米国人夫婦。
友人だった映画監督の彼女を略奪したその後。真田虫と一緒に生まれた娘の復讐譚。
ツアー客の話す怪談はどれもくだらなかった。角川ホラー文庫の映画のノベライズは要注意。

デス・ルーム (角川ホラー文庫)

デス・ルーム (角川ホラー文庫)