陰謀史観

所用で、大阪に行き、すぐに東京に戻った1日だった。
貧乏人だけど、新幹線の移動はグリーン車に乗ることにしている。
ＪＲ東海のエクスプレスカードを持っていると、東京ー新大阪も1万4千円だ。
ひかり限定だけど、このサービスはいい。（詳細はＪＲ東海のエクスプレス予約を）
往復に6時間近い時間があるので、読書にはもってこいだった。
1冊読み終えた後、「陰謀の世界史」という本を読んだが、頭が痛くなってきた。
曰く。世界は陰謀によって動かされている。歴史にも全ての現象にも意味がある。
それを操っているのは、フリーメーソン、ユダヤ、ロスチャイルド、ロックフェラー。
他にも興味深い組織の名前が目次に出ていた。300人委員会、モサド。
作者はこの説を紹介しているだけで、いわゆる「トンデモ本」ではない。
自分が今日、大阪に行ったのも、何かの組織に操られてのことなのか？
ウィスキーの水割りを飲みながら、いつしか寝てしまった。
ガラガラのグリーン車の中にいた乗客は、実は自分を監視していたのかもしれない。