2010-01-01から1年間の記事一覧

クライマックスシリーズの価値

セリーグ2位の阪神は、甲子園のアドバンテージを生かせず、ダサい負け方をした。 ソフトバンクも3位から勝ち上がってきたロッテに敗れ、日本シリーズへの出場権を失った。 自分は阪神ファンだが、クライマックスシリーズっていらないと思っている。 リーグ内…

太平洋戦争激戦録

別冊宝島 太平洋戦争のモノクロの写真をCGを使い、フルカラーでリマスターしている。 写真が主体で、文章は少なめ。少し中身を見ただけで、買うことにした。 零戦や戦艦などがカラーになっていて、見応えがある。 ただ、兵士を含め、玉砕や戦死など、人の悲…

沈底魚

作者:曽根圭介|講談社文庫 公安警察を主題にした江戸川乱歩賞受賞作。 次期総理候補の国会議員が中国のスパイではないかという情報が流れる。 警視庁公安部外事課の刑事たちはそれぞれ独自の調査を開始する。 不破は、ターゲットの国会議員の秘書に同級生…

今朝の春

作者:高田郁|ハルキ文庫 3作目 想い雲 2作目 花散らしの雨 1作目 八朔の雪 江戸で料理に励む大阪の料理人の澪の活躍を描いた4作目。 澪と同じ名前を持つ日本橋の伊勢屋の美緒が、武家の奉公にあがるのを助ける話。 澪の幼馴染の太夫の野江を題材に戯作…

CDは高いのか

CDが売れないと聞くが、自分は未だに店でCDを買う。 でも、ダウンロードでデータとして作品を買う人が増えている。 そりゃ、安い方がいい。自分はデジタルデータのことを信用していないので、CDを買う。 CDの値段は20年前からそんなに変わっていないが、今の…

弛緩

仕事で電車に乗り、久々に郊外に向かう。 東京に来て、8年になるが、山手線の外側にでるのは、たぶん3度目だ。 電車はそんなに混んでいなかったが、ずっと立って、外の景色をみた。 ネギ畑があった。東京を抜けると、典型的な地方都市の様相。 で、そこから…

Yahooが繋がらない

今、12時過ぎだけど、Yahooへの接続ができない。 他のサイトにはつながるので、何か障害が発生しているのかな?

僕を殺した女

作者:北川歩美|新潮文庫 主人公の篠井有一は、目覚めると女性になっていた。 また、自分の記憶している1989年から、1995年へと時は移っていた。 89年に自分が暮らしていた部屋には、新たな入居者の大学院生の宗像が暮らしていた。 有一はヒロヤマトモコと…

裏社会 噂の真相

作者:中野ジロー|彩図社 覚醒剤で何度も懲役に行った元やくざが、コンビニで売っている雑誌のライターになった。 そのネタを持ち寄った本だが、ネットで拾ったようなエピソードが多く、つまらなかった。 文章は元やくざとは思えないのだが、ネタが面白くな…

天津丼

チューボーですよを見て、苦い思い出がよみがえった。 大阪にいたころは天津飯が好きで、よく食べていた。 東京に移り住んでから、中華料理屋で天津飯を注文したら、ケチャップの甘酢風味の味で驚いた。 これは天津丼なのだが、関西の天津飯を食べていると、…

オカルト小咄

この話は最初に見たころから、色んなところで見るけど、印象に残る話だ。 2001年の秋 風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。 で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。…

ONE OK ROCK

これはいい曲だと思った。 ボーカルは森進一の息子で、ジャニーズを辞めて、現在はこれ。 CDを買ったが、他の曲も良かった。英語の詩をもう少し減らせば、もっと良くなる。 前のギタリストが痴漢で捕まったりしているようだが、武道館で公演するようだ。 歌…

寿命

昔の記事で、今でも引っかかっているものがある。 「日本人は昭和37年以降に生まれた人から寿命が短くなる」と書かれていた。 オウムの事件があって、宅間の連続殺傷事件の後の記事だった。 食生活の変化の影響を大きく受けている世代であり、戦争などの生存…

ノーマンズランド(上・下)

作者:永瀬隼介|徳間文庫 昭和49年の冬、東北地方の寒村の鎌刈集落で、父親は絶滅したはずのオオカミを見た。 昭和55年の秋、その集落で、美少女が失踪し、売春の疑いがかかった公務員が自殺した。 鎌刈集落は平成の大合併で、清河市に組み入れられた。 や…

シチュー

酒を飲んで、テレビを見ていても、そんなに面白くもない。 かといって、本を読むには、酔っているので集中力がない。 そんな昨日の夜、シチューを作ろうと思った。 ジャガイモと人参と鶏肉とシチューのルーはあるが、玉ねぎがない。 玉ねぎを近くのスーパー…

スプリンターズSでアイタタタ

ダッシャーゴーゴー、サンカルロ、ワンカラット、ヘッドライナーで勝負。 香港馬は悩んだが、いらないと思い、切った。 ヘッドライナーがハナを切り、他の馬が追いかける展開を予想していた。 だが、出遅れ。何をやっているのだ、内田! でも、他の3頭に期…

横はいり

夕方のスーパーは混んでいて、レジに並んでいると、横入りする狡い奴がいる。 周りは皆、大人なので、あからさまに非難はしない。 でも、こういう連中って、ずるそうな顔つきをしていて、何だか許せない。 自分もこの地元の人間ではないが、こいつらは明らか…

阪神はやっぱりアカン

聞いたことのない外国人ピッチャーの広島に完封負けし、これで中日の優勝が決まった。 負けたらこれで終わりというゲームなのに、スコアを見る限り、意地すら感じない惨敗。 昨日の藤川の被弾が結局のところ、終戦だったのだろうな。 8月までは優勝できる勢…

WEB系職人

今、自分が働いている職場は、新卒はほとんどいなくて、転職組がほとんどだ。 専門的な知識が問われるので、実務経験のある人の方が職場になじみやすい。 専門を自認しているが故に、少しのことでミスマッチが起き、衝突して辞めてしまう人も多い。 何だかも…

国勢調査

郵便受けに国勢調査の封筒が入っていた。 統計データ作成のために、必要だと強調されていた。 封用の中には、民間企業では無駄としか思われないカラー印刷のチラシが入っていた。 何となく引っかかるのは、どこで働いているかを記入する欄があること。 人口…

煙草の値上げ

明後日から煙草が大幅に値上げされる。 値上げ前に買い占める喫煙者もいて、コンビニやタバコ屋は少し潤っていると聞く。 自分は面倒くさくて、そんなことをするつもりもない。 たぶん、ひと箱1千円になっても、喫煙をやめないだろう。 ただ、生活に余裕があ…

棘の街

作者:堂場瞬一|幻冬舎文庫 北関東の地方都市の北嶺で男子高校生の誘拐事件が起きた。 県警捜査一課のエースの上條が身代金の引き渡し現場に張り込むが、ミスを犯す。 その後、男子高校生の白骨死体が見つかり、上條は自分が解決するべく、北嶺へ再び赴く。…

イチロー

メジャーでデビューから10年連続200本安打達成はすごい。 でも、マリナーズはイチローが入団した1年目は地区優勝したがその後は低迷。 優勝には程遠いチームで淡々と記録を積み上げ、すごい記録なのにもったいない。 ワールドベースボールクラッシックでは劇…

シアター!

作者:有川浩|アスキー・メディアワークス 春川巧が主催する劇団「シアターフラッグ」はファンも多いが借金も多かった。 負債額が300万円になり、巧は兄の司に泣きつく。 サラリーマンの司は弟に金を貸すが、「2年間で劇団の収益から返せ」と条件をつける。…

競馬の予想

いつもテレビで放送するメインレースと準メインの馬券を買っている。 予想に使うのは、東京スポーツと日刊スポーツ。 東京スポーツの方が馬柱表は多くの要素が詰まっている。 日刊スポーツは大阪にいたころにはあてにできたが、東京版はダメだ。 記者の予想…

空飛ぶタイヤ(上・下)

作者:池井戸潤|講談社文庫 走行中のトレーラーのタイヤが外れ、歩行者を直撃し、死亡する事故が発生した。 運送会社の整備不良が原因とみられ、社長の赤松は遺族に謝罪する。 警察の捜査が入り、風評被害により、大口顧客が離れていく。 苦境に陥った赤松…

スーツで出勤

ちょっとかしこまった仕事があったので、今日はスーツで出勤した。 この前、スーツを着たのは3月だったから、半年振りで、夏物のスーツは今年初めてだ。 今日も暑かったけど、思ったほど、汗はかかなかった。 大阪にいたころは真夏でも、この恰好をしていた…

回転木馬

作者:柴田よしき|祥伝社文庫 10年前に夫に失踪された唯は、夫の行方を捜し、夫の探偵事務所を守っていた。 わずかな手掛かりを得て、新潟の佐渡で夫らしき人物が滞在していたことを知る。 唯が夫を探すうちに、訪れる土地で、トラブルを抱えた女性に出会う…

罪びと

作者:高任和夫|光文社文庫 大手企業に勤めたものの、50歳を目前に明るくない将来が見えてきた中年サラリーマン。 この作品はそんな連中の黄昏っぷりを描いた連作集。 リアリティのある小説だったが、あまり共感はできなかった。 人に迷惑をかけても、自分…

想い雲

作者:高田郁|ハルキ文庫 「みをつくし料理帖」の3作目。 澪は老店主の種市と九段下で「つる家」という料理屋を開いている。 ある日、常連客の戯作者清右衛門が版元の坂村堂を連れてきた。 澪の料理に感心した坂村堂は自宅の料理人に味付けを教えたいとい…