2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ライバル

早実の斉藤と駒大苫小牧の田中は、第三者から見てもライバルだ。 一方で、普通の生活を送る人にライバルという存在は縁のないものだと思う。 「アイツには負けたくない」という感情を身近な誰かに持つことはあるかも知れない。 でも、それが「自分を高める存…

独白するユニバーサル横メルカトル

作者:平山夢明|光文社 「怖い本」「東京伝説」で上質な怪談を提供している作者の一風変わった短編集。 「メルキオールの惨劇」もそうだったが、無国籍でSFのテイストがあふれている。 理不尽かつ絶望的なまでの暴力と苦痛が描かれるが、何故かコミカルだ。…

カラマーゾフの兄弟

作者:ドストエフスキー|新潮社文庫 古典と言われている作品で、読んでいないものが結構ある。 この作品はいつか読もうと思っていて、2週間前から読み始めた。 上中下巻の2千ページ近い作品だが、正直言って、あまり面白くなかった。 時代や価値観が変わろ…

神保町

自宅から九段の坂を降りて、大きな信号を2つ越えると神保町だ。 古本屋が軒を連ねる本屋街だが、古本には興味が無いのであまり利用しない。 土日には本を求める人がたくさんやってくるが、男性が多く、年齢も高めだ。 不潔とまではいかなけど、おしゃれな感…

暑さ

東京の人は、大阪の夏の暑さを信じようとしない。 「5度近く違うで」と言っても、同じくらいの暑さだと考えている。 今年もお盆に帰省した自分は、もはや大阪は亜熱帯だと思っている。 東京はここのところ涼しいと思うのだが、それでも暑さを訴える人がいる。…

黒い太陽

テレビドラマで新堂冬樹の「黒い太陽」をやっている。 原作とは少し異なるようだが、彼の小説をテレビでやるのはこれが妥当なのかも。 「カリスマ」や「鬼子」「溝鼠」などを観たいが、映像にするのは無理だろうな。 深夜枠とはいえ、もう少しマシな女優は出…