マウンドに散った天才投手

作者:松永多佳倫|河出書房新社
プロ野球で、ごく短い期間に鮮烈な印象を残したピッチャーを描いた列伝。
この手の話では必ず名前の挙がるヤクルトの伊藤智仁から始まる。
中日の近藤真市、上原晃、森田幸一、阪神の田村勤、ヤクルトの石井弘寿
最後は脳腫瘍から生還した大洋〜近鉄盛田幸妃
それぞれのエピソードは面白いが、既知のことも多かった。
Wikipediaとか、2ちゃんねる系のまとめブログで、この手の話は読めるし。
でも、森田の話は初めてだったし、他の話も断片ではなく、引退に至るまでの流れはわかる。
WEBではちょっとしたエピソードは気軽に手に入るけど、本で読むと、案外時間つぶしになる。


マウンドに散った天才投手

マウンドに散った天才投手