六本木デッドヒート

作者:牧村一人|文春文庫
第16回松本清張賞を受賞した「アダマースの響宴」を改題し、文庫化した作品。
恋人だと思っていた男のために、殺人を犯し、8年間服役した笙子。
出所後は、売れっ子の風俗嬢と同棲し、静かに暮らすつもりだった。
ところがかつての恋人が、10億円の強奪事件を起こし、笙子はヤクザのトラブルに巻き込まれる。
ヤクザの激烈な抗争と、スピーディな展開。その中心置かれる笙子の視点。
ストーリーは面白いが、笙子がそこにいる必要な無かったのではと思った。
たぶん、1年後には読んだことを忘れているだろう。


六本木デッドヒート (文春文庫)

六本木デッドヒート (文春文庫)