民主党はマニフェストに言及するべき

原監督の恐喝問題、オスプレイの日本配備、大津のイジメ事件。
それぞれ、すっきりとした解決をしないまま、なし崩しになってしまいそうな気がする。
マスコミの取り上げ方も、これらの問題をスケープゴートのような扱いだなと感じる。
原監督がヤクザに金を渡したのが、本当ならもっと追及すべきだ。
それが、情報をリークした犯人探しになって、次は大津のイジメ事件。
何か、感情を揺さぶられ、腹立たしい事件だが、今の日本でメインに報道されるべき事件なのか?


オスプレイは事故が多いからという理由で反発している。
でも、本当に嫌がっているのは日本より中国のはずだ。
航行距離が飛躍的に伸びて、1回給油したら、上海まで飛んでくるのだから。
中国の意をくんだ人が、黒子になって煽っているように思える。


大津のイジメ問題は、当事者意識ゼロの教育委員会の無策っぷりが燃料になっている。
イジメは犯罪だと、中学生にわからせる機会になればいいのだけど、これも1ヶ月後には忘れられているような。
鳥や昆虫の死骸を食べろと強要するのがイジメではないのなら、彼らに死骸を送りたくなる。
公立の教育現場なんて、昔からこの程度で、問題解決能力なんてない。
公立の教師に多くを求めてはダメだ。教え方では塾の教師が上だ。
せめてクラス内のイジメにも対処できないようでは「先生」とは呼べない。


民主党もひどい。マニフェストに書いたことをいくつ実行できたのだ?
次の選挙では、なぜ出来なかったのかをマニフェストに明記してもらいたい。
自民党一党独裁が、半世紀近く続いた弊害と閉塞感で、国民は民主党を選んだ。
改革をやろうとしたら、こんなはずではなかったということが多かったと思う。
その反省の弁はぜひ、次の選挙のマニフェストで言及してほしい。
自民党も人材が払底している。頼りなさそうな連中が幹部だ。
利益誘導型の政治を行ってきた連中が、政権を手放すとこのありさま。
それなら民主党に今マニフェストの自己弁護をしてもらったほうが、まだ支持は受けると思う。
いずれにしても、これからの高齢化社会では、自分の身は自分で守るしかない。
民主党には期待したけど、釈明を聞かないことには、増税には反対だ。



東京電力の値上げは許せない。
インフラの維持を至上命題として考えているのなら、そこは許容できる。
ただ、福島の数万人の居住地を奪った責任は、前会長の勝俣と前社長の清水の命をもって償うべきだ。
二人の首をはねて、本社前にさらしてほしい。
誰かが責任をとることにより、前進すると思う。
原発が必要なら、命をかけて推進すればいい。
責任を取ろうとしないことが腹立たしい。