リクルート

WEBがまだないころの話。
大阪で広告の仕事をしていた時に、リクルートも媒体として使っていた。
他の媒体と違い、情報の管理が徹底していて、融通も利かず、使いにくかった。
料金も高く、媒体の効果測定も図りづらく、切ることにした。
仲のよかった担当者が、後任を連れて来た時に、もう取引は止めたいと告げた。
リクルートが小出しにする情報をある程度出せば、契約は考え直すと言ったが、首を縦に振らなかった。
マーケティングを考えると、使いにくい媒体だった。
広告の仕事を離れ、WEBの仕事に移ったら、リクルートやベネッセの商売は上手いと気付かされた。
情報は金になるし、情報の上流を押さえていれば、クライアントから金は継続的に取れる。
今の仕事をしていれば、もう付き合いは発生しないだろうが、彼らの仕事の進め方は嫌いだ。
相変わらず、退職者は多いのだろうか?(ベネッセの内情は知らないけど)