不倫純愛

作者:新堂冬樹新潮文庫
中堅出版社で編集長を務める京介。
美しい妻がいるが、夜の生活はご無沙汰。
そんな彼に、若き天才作家の岡セイジの作品を手掛けるチャンスが訪れる。
岡セイジの女性秘書に心を奪われた京介は、セイジの目を盗み、肉体関係を持つ。
一方、岡セイジは、京介と秘書の情事を隠し撮りし、京介の妻に言いより始める。


久々に読んだ作品だが、まったく面白くなかった。
この作家の持つ、暗黒的な面白さは全くなくなっていた。
テレビに出たり、芸能プロダクションに手を染めた時点で、この作家は終わっていたのだな。
作者本人が以前に自分が描いたような転落人生になれば、少しは面白くなるかな?
以前なら、新堂冬樹の小説は何でも読んだが、最近は期待外れの作品が多かった。
もういい。読むのは時間の無駄だ。ネタが尽きたのだろうな。


不倫純愛

不倫純愛