十三人の刺客

作者:大石直紀|小学館文庫
役所広司主演の映画のノベライズ。
1時間半ほどで読めて、映画の内容はわかった。
江戸の後期、将軍の弟で、暴君の藩主を、密命により暗殺しようとする話。
役所は暗殺を手伝ってくれる仲間を探し、13人のチームを結成する。
領内での暗殺は難しいので、参勤交代中の宿場町が暗殺の舞台となる。
事前の不穏な空気を察知した藩主側は、200人の侍を集める。
13人VS200人の死闘。優勢だった序盤から、仲間がだんだんと減っていく。
短い内容だが、13人それぞれの死に様が描かれていて、面白い。
でも、読み終わった後に、これは映画を見た方がいいなと思った。
この映画自体、過去の作品のリメイクだ。

映画ノベライズ版 十三人の刺客 (小学館文庫)

映画ノベライズ版 十三人の刺客 (小学館文庫)