ミイラに年金

東京の111歳の男性がミイラ化された状態で見つかった。
30年以上前にすでに死亡していたという。
問題は年金が払い続けられていたことだ。


150歳を超えて生きつづけるゾンビ年金を守るプライバシー権』より引用


辛抱治郎の発言。
今後、150歳以上の高齢者が続出する。ただし医学的ではなく、社会学的に。
最近ちょっと事件が結構あるんですけど、中高年、仕事がない。だんだん世代が下にいくほど年金制度が悪くなっていくわけですよ。
すると、自分の親の代のほうが年金はずっと高い。何が起きるかというと、その下の世代が親の年金で飯食うてる人がものすごい社会的に増えてきてるんです。
この人たちにとって一番困るのは、親が死ぬことなんです。親が死んだら年金もらえなくなるんです。だから死亡届出さない。
本当は死んでるんだけども、役所のデータ上は生きてるという高齢者が存在するんです。
100歳以上今年日本で発表になったのが40399人なんです。厚生労働省に電話して、「この人たちは本当に生きてるんですか?」って厚生労働省に聞いたんです。そしたらその担当の方は「多分、生きてないと思います」と。


100歳以上の老人が本当に生きているのか調査したほうがいいのではないだろうか?
たかだか4万人なので、それほどコストもかからないと思う。
それで日本の長寿神話が崩れても、不正を正すことが大事だろう。
今日も113歳の女性が住民票の場所におらず、生きているのかわからないということが発覚。

本人の生存確認の出来ない年金については停止するようにすればいい。
高齢化社会が進むにつれ、こんな問題は増えていくだろうから、早めに手を打っておくべきだ。