千代大海引退

大関の千代大海が引退した。もっと早く引退するべきだったと思う。
魁皇は現役で、幕内最多勝を更新したが、近く引退するだろう。
二人とも大関になった時はすぐに横綱になれるくらい強かった。
それがいつの間にか万年大関になってしまい、何度もカド番を経験した。
朝潮のころからクンロク大関とか、ハチナナ大関という言葉が出てきた。
今となっては二人とも典型的な駄目大関になった。
若くして大関になり、横綱には一歩届かなかった苦闘は何となくわかる。
でも、大関って横綱を目指し、横綱を脅かす力士が座るべきだ。
横綱は成績が悪くなると、審議会で引退を勧められたりする。
だが、大関は2場所連続で負け越さない限り、陥落はしない。
ここは少し規則を規則を変えたほうがいいと思う。
たとえば、6場所通算で、２桁勝ち星がなければ陥落するとか。
今の大関で、白鵬に勝てそうな力士はいないし。

千代大海って好きな力士ではなかったが、爆発力を備えた力士だった。
今、外国人力士が上位を占める中、全盛期は力負けしなかった。
突っ張りやぶちかましのパワーでは、今の現役日本人力士では見当たらない。