道を聞かれる

神保町を歩いていると、変な日本語で話しかけられた。
相手は若い女性と男が二人。行きたい場所の住所を見せられた。
文京区で、こことは全然違う場所だ。そのことを告げると、いきなり切れられた。
「タクシーの運転手に場所を言ったのに、ここで下された。」知らんがな、そんなこと。
白山通りを北側に20分ほど歩けば、目的地に近づくから、そこでまた人に聞けと言った。
すると、近くまで案内してくれと、図々しい依頼。
「いや、だから、自分の指す方向に歩いて、東京ドームに近づいたら他の人に聞いてくれ」といった。
「騙された」とわめき始めたので、「そんなことは知らん」と離れようとしたが、腕をつかまれた。
男性の二人はハングル語みたいな言葉で犬歯をむき出しにして、抗議された。
馬鹿かこいつらは。腕をふりほどいて、後にしたが、彼らは目的地に行けたのだろうか?