東京を嫌う関西芸人

東スポに東京進出に失敗した関西芸人の記事が出ていた。
上岡龍太郎やしきたかじんのことが書かれていた。
いずれも東京嫌いだというイメージがあるが、実は毒舌で墓穴を掘ったらしい。
上岡は事あるごとに東京の悪口を言い、ビートたけしに「そんなに嫌いなら来なきゃいい」と言われ、沈黙。
やしきたかじんもオフレコの発言をビートたけしに聞かれ、来づらくなったという。
大阪に誇りを持つのは良いけど、東京に来て、東京の悪口を言うのは恥ずかしいな。
「東京は田舎者の集まり」とか「東京は民度が低い」なんて、何でわざわざ東京で言うのだろう?
それをいうことで大阪の優位性など何も証明できていないのにな。
少なくとも、逆のことをされたら、大阪の人は東京の人以上に怒り狂うだろう。
毒舌を売りにするのなら、開き直って、東京でタレント活動を続けてもらいたかった。
逃げ帰って、東京の悪口を関西で続けるなんて、ヘタレやで。
自分は、相変わらず話し言葉大阪弁のままだし、東京の住みにくさは今でも感じている。
だからといって、東京の人に大阪の方がマシだなんてことは言わない。
ただ、夏の暑さが東京が一番だという人には、「それは違うで」と反論している。
両方に住んだ自分だから、大阪の暑さは尋常ではないと自信を持って言える。
体感の暑さだけは、大阪の方が5度くらい高いはずだ。まあ、これは自慢にもならないのだけど。
それから、食べ物の美味さについては、大阪の方が美味い店が多いと思っていた。
でも、最近は大阪の方がハズレが少ないという風に認識を変えた。
それは東京にはびっくりするくらい不味い店がつぶれずに営業を続けているケースがあるからだ。
人が多すぎるから、初見の客がいくらでも来る。でもそういう店は短いサイクルでつぶれてしまう。
東京のよくないところは、人が多すぎるということに尽きると思う。