道頓堀のカーネルサンダース

1985年の阪神優勝の際に道頓堀に投げ込まれ、行方不明になっていたカーネルサンダース
「バースや!」と調子に乗った阪神ファンが、カーネルを胴上げし、道頓堀に叩き込んだ。
その後、阪神が低迷したのは、カーネルの呪いではと噂された。
それが今日、24年ぶりに道頓堀からサルベージされた。
大阪の阪神ファンはこれで呪いが解けて、「優勝や!」と思うかもしれない。
ただ、引き上げられたのは上半身だけ。下半身は見つかっていない。
阪神だけに、おっと下手なダジャレは忌み嫌う東京の落語家のようになってしまう。
やめておこう。
カーネルはさておき、阪神は強くなった。ただ、戦力としては足らない部分がある。
投手陣は若手が出てきそうだが、攻撃陣は相変わらずベテラン頼みになりそうだ。
毎年、鳥谷には期待しているのだが、もう少し成績を伸ばしてほしい。
他の野手は、東京にいると情報すら入ってこない。だれか成長株はいるのだろうか?
バース、掛布、岡田、真弓のあと、中心選手が育ってこなかったことが低迷の大きな原因だ。
出てきたのは八木、和田くらいで、92年には亀山、新庄が出てきたが、長く定着はしなかった。
1年を通してポジションを任せられるレギュラーが5人はいないと不安になるな。