老害

自宅近くに出来た、少しおしゃれな雰囲気の店で夕食。
料理も酒も美味かった。いい店だと思っていたところに、爺の集団が入ってきた。
6人のグループで、入ってくるなり店の雰囲気をかき乱すような騒ぎ方。
小さな店なので、会話は丸聞こえだった。どうやら団塊の世代の連中だ。
元公務員で、今はリタイヤし、どこかで飲んだ後の2次会のようだった。
あまりにも騒がしく、行儀が悪かったので、注文をキャンセルし、店を出ることにした。
店員には謝られたが、頭に来たので、店を出る際に、通路側に座っている爺達の頭にひじ打ちをいれた。
「痛て」という言葉と、自分を非難する視線があった。そのまま店をでたが、誰も追ってこなかった。
何だか恥ずかしいことをしてしまったが、暇と金を持て余した老人が増えてくるのかと思うと憂鬱になった。
こんなにムカついたのは久々で、おそらく東京に来て初めてだ。
こういう連中が増えるのなら、団塊の世代って、早く死んでくれないかな。

  • 一晩経ってみて

何だが沸点の低い、自分の怒りが安っぽくて嫌になった。
でも、嫌な老人は確実に増えるだろうな。