プロ野球乱闘読本

オークラ出版
最近はあまり見かけなくなったが、「珍プレー特集」で乱闘シーンが流れると盛り上がる。
この本は、そんなプロ野球のメジャーな乱闘事件を取り上げた一冊。
当事者のインタビューが載っているが、本で取り上げるには微妙な人たちだ。
清原にバットを投げつけられ、フライングヒップアタックを食らった平沼定晴
クロマティにストレートパンチを浴びせられた宮下昌巳。
落合の天敵だったシュートピッチャーで、脳腫瘍で闘病生活を送った盛田幸妃
数多くの乱闘シーンをそばで見ながら、輪には加わらず、現役引退後、失踪した愛甲猛
江本孟紀は過去の選手の中で、誰が一番ケンカが強かったかということに答えている。
宮下や愛甲は元プロ野球選手という面影もない現在の姿が、少し悲しかった。
別冊宝島みたいな装丁だが、中身は果てしなく薄っぺらい。1時間ほどで読めた。

プロ野球乱闘読本 (OAK MOOK (201))

プロ野球乱闘読本 (OAK MOOK (201))