右翼の街宣車

昭和の日の祝日ということで、靖国神社に右翼の街宣車が押し寄せてきた。
神社の前ではさすがに音楽は鳴らしていなかったから、うるさくはなかった。
でも、外出すると、靖国神社に向かう街宣車が軍歌を鳴らしながら、走っていた。
「千葉」とか「熊谷」ナンバーで、運転している奴はいずれも凶悪な面相だ。
それぞれの車が、別々の軍歌を鳴らしているので、騒音でしかない。
どちらかが音楽を止めればいいのに、そういう気遣いもない。
本当に国を思う気持ちがあるのか、いつも疑問に思ってしまう。
大半の日本人に迷惑をかけているだけで、靖国の英霊達は彼らを歓迎していないだろう。
好戦的な姿勢なのに、国を憂いて切腹したり、他国の大使館に特攻などしたことは聞いたことがない。
普通の人なら、誰も彼らに憧れたりはしないし、存在価値なんてあるのだろうか?
安全圏内で騒音を巻き散らかしているだけで、現時点では社会のゴミだと思う。
警察も彼らを取り締まろうとしないのは疑問だ。改造車なんだから一斉に検挙すればいいのにな。
日本の矛盾をわかりやすく垣間見ることのできるシーンだ。