盛岡からさらに北へ

chiyodaku2008-04-28

8時半過ぎに盛岡を出発。花巻経由で、釜石線に乗る。
天気もよく、桜が綺麗に咲いていた。遠野でたくさんの人が降りた。
自分も遠野で見物したかったが、ここで降りると、その後の予定はこなせない。
釜石には11時過ぎに着いた。時々雲に覆われるが、天気は良かった。
10分ほどの待ち合わせで、宮古行きの列車に乗った。客は少なく快適だ。
ここからはリアス式海岸を右手に見ながら北上する。
海は時々しか見えないが、見えたときは非常に綺麗だ。おまけにこの辺りは桜が満開。
宮古には12時半過ぎに到着。三陸鉄道の乗り換えまで30分ほどあるが、食事をとる店がない。
キオスクで弁当を買い、1時10分初の久慈行きに乗った。レトロ車両ということで趣はあった。
昔の座席を再現したとのことで、車内の照明も少し薄暗い。
ただ、三陸鉄道北行きはほとんどをトンネル通過に費やすので、景色はよくない。
列車は2両編成で、ほとんどの区間を自分ひとりしか乗っていない状態なので、不思議な気分になった。
久慈には2時半過ぎに到着し、八戸線に乗り換える。この列車も空いていて、景色は途端によくなった。
右手には海が見え、左の陸地の方は桜が咲き誇っていた。乗客もほとんどおらず、貸切状態だ。
八戸に近づくにつれ、日本海側まで足を延ばしたくなった。でも、明日は祝日。人は増えるだろう。
八戸の駅で、東京に戻ることを決めた。新幹線の乗車時間まで、少し間があったので、駅の外に出た。
風が強く寒かった。5時という早い時間だったが、居酒屋が開いており、イカの刺身とホタテを食べた。
美味しかった。もう少し、他の料理も食べたかったが、新幹線の時間となり、東京へ戻る。
八戸から東京までは3時間。これくらいの時間だったら、タバコは我慢できる。
綺麗な景色、美味しい料理、極端に人の少ない静謐な時間。理想的な旅行だった。
また東北に行こうと思う。でも、わずか2日間で8万円近く使っている。つくづく旅行下手だなと思う。