ガソリン値下げ

報道番組で、値段が下がったスタンドに列を成している車の映像を見ると浅ましく感じる。
都心の街中に住んでいると、車の必要性はまったく無いし、うろうろしている車は邪魔な存在だ。
でも郊外に住む人には車は生活の足として不可欠なモノとなっているので喜ぶのはわかる。
一方で地方の道路の建設がストップし、そのまんま東や地方の知事が道路の必要性を叫んでいる。
そこに住んでいる人には必要なのかもしれないが、ガソリンは安く、道路も作れというのは厚かましい。
高齢・過疎化した田舎には道路より、医療費対策の方が求められているように感じるのだが。
田舎の人たちは、一人一台の車を持ち、立派で広い一戸建ての家に住み、国から切り捨てられたと嘆く。
人は少ないし、空気は綺麗で、一戸建ての快適な住宅環境で、ストレスは溜まらないだろう。
こういう田舎暮らしの人を、いつも自分は羨ましく思っている。
過疎の問題は道路より、人を呼び込む施策をしたほうがいい。
で、ガソリンだが、道路財源に戻さないのなら、値段は前の価格に戻したほうがいいと思う。