高校生ドラフト

プロ野球高校生ドラフトが行われ、3人の選手に指名が集中した。
抽選の結果、大坂桐蔭の中田は日本ハム仙台育英の佐藤はヤクルト、成田の唐川はロッテとなった。
何かすごく意外な結果になったように思うし、佐藤は地元の楽天に決まって欲しかった。もちろん中田は阪神に。
でも、戦力の均衡を図るためのドラフトの本来の姿に戻ったので、これでいいと思う。
佐藤は記者会見で泣いていたが、内容を聞いていると、両親の感謝の言葉が出ていた。
残念な結果だけで泣いているわけではないことがわかり、ヤクルトでがんばって欲しいと思う。
それとは対照的に、先週末から各球団で戦力外通告が出ている。
主な選手ではヤクルトの黒木、西武の河原、横浜の佐久本や、高校を出て3,4年でクビになる選手も多い。
トライアウトに参加しやすくするために、早めに通告するのは残酷ではなく、むしろすっきりしていていい。
数千万円の契約金を手にすることを考えれば、契約金が安く、再就職の講習会をするだけのJリーグに比べると恵まれている。
以前に比べ、指名選手の数は減少傾向にあるが、支配下選手数の制限を緩めることも検討して欲しい。