流行歌

流行歌を街中で耳にする機会が減ってきている。
パチンコは止めて久しいし、喫茶店も見かけることがなくなった。
耳障りな電子音でイラつく機会は増えたが、鼻唄を歌う人はほとんど見かけなくなった。
皆、イヤホンをして音楽を聴きながら、電車に乗って、歩いている。
自分自身はテレビはほとんど見ないし、ラジオを聴く習慣もない。
街中に空気のように溶け込んで、漂う流行歌はもう無くなってしまったのだろうか。
作詞家の阿久悠が亡くなったニュースを見て、そう思った。