ヤンキー先生は必要ない

義家先生だっけ。てっきり落選したかと思っていたら、比例で当選していたようだ。
不良少年を更正させるのは、確かに大変なことだ。自らも不良だったと聞く。
でも不良が更正するというのは、ほめられたことでも何でもない。
犯罪者としてのマイナスが少し減るだけで、プラスはおろか、ゼロにもなっていないのだ。
確かに、自分が今までしてきたことに真摯に向き合って来たのかもしれない。
だが、更正した不良が被害者に謝罪した話はあまり聞いたことが無い。
で、そんな元不良がメディアに露出しているのを見ると勘違いするなと思う。
「元ワルの私がこんなになりました」というのを見ると、犯罪者が何を偉そうにと気分が悪くなる。
一生日陰者でいろとまでは言わないが、「コイツは反省していない」と感じるのだ。
被害を受けたわけではないから、「元犯罪者」に寛容という大半の傍観者の態度は間違っている。
やんちゃと犯罪は違う。犯した罪はあっさりと償えるものではなく、簡単には消えない。
義家先生が、そんな不良達に向き合ったことは評価できるが、議員として教育問題を語るのはどうかな?
「再チャレンジ」という機会を、「元不良=犯罪者」にまで簡単に与えて良いわけがない。