プロ野球問題だらけの12球団−2007年度版

作者:小関順二草思社
10年以上にこの人が書いた本を読んだことがあった。
そのときの印象は、各球団の問題点を的確に指摘していると思った。
で、この本は今シーズンが始まる前に出版されたので、予想の検証もできた。
筆者は日ハム・西武・ヤクルト・横浜のチーム作りがいいとほめていた。
案外、予想はあてにならないものだ。
だが、各球団のチーム編成に関してはうなずける指摘が多かった。
特に阪神と巨人の補強のまずさは来シーズン以降、影響が出てくるだろう。
ただ、読み終わって思ったのは、「何でアンタがチーム編成に口出しするの」ということ。
ファンの愚痴レベルで過ぎないし、Webでもするどい意見を目にすることは多い。
筆者はいつまでこの手の本を出せるかな?この手のパイオニアだとは十分認めるが。

プロ野球問題だらけの12球団〈2007年版〉

プロ野球問題だらけの12球団〈2007年版〉