イキガミ

作者:間瀬元朗小学館
マンガは読まなくなったが、橋本大也さんのブログで紹介されていた内容にそそられたので購入した。
3巻まで買って、まだ1巻を読み終わったところだが、確かに面白い。
「国家繁栄維持法」が施行された日本では、全ての国民に子供の時に予防接種を義務付けている。
そのワクチンの0.1%には特殊なナノカプセルが混入しており、1000人に一人の体内に注入される。
ナノカプセルは、18歳から24歳の間にあらかじめ設定された日時に炸裂し、命を奪うことになる。
対象となった人には「あと1日であなたは死にます」という死亡予告証が死の24時間以内に届く。
イジメられっ子は復讐を果たそうとし、ミュージシャンは恐怖のあまり歌えなくなる。
何故、国がそのような施策をとっているのかという理論には、あまり納得できない。
でも、そんなことは気にならないくらい、24時間以内に死ぬという極限状態に置かれた人たちをスリリングに描いている。
「何かの、間違いだろ」「俺、マジで死ぬの?」「なんで、俺なんだよ!!」
2巻以降も楽しみだ。

イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)

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