崩れそうだ

本棚は4竿あるが、すでにパンパンに詰まっていて、本が溢れている。
床に積み重ねた本は、ただでさえ狭い部屋を次第に侵食している状態だ。
1メートルほどの山を頂点として、6層に連なっている。
本を積み上げると、まっすぐにはならず、寝ている自分に向かって崩れてきそうだ。
そろそろ、不要な本を処分しようと思うが、これが面倒な作業だ。
大阪から出てくるときに、1千冊近い本を処分したが、悩んだ時間が長かった。
いざ、処分するときに、つい読んでしまうからだ。
くだらない本はすぐに捨てているのに、4年でこの状況だ。
今、部屋にある本は何冊あるのだろう?数えてみる気もしない。
ただ、手元に置いて読み返したい本はそれほど多くもない。
そう思い、本棚を見るが、なかなか捨てる事はできない。
あっというまに絶版になった「こじき大百科」とか「この本は怪しい」は手元に置いておきたい。
書架をレンタルできるくらいの収入があればいいのだけどな。