餃子

東京と大阪の食事の味付けの違いにも慣れてきたが、いくつか不満な料理もある。
玉子焼きが甘いのは間違っていると思うし、カレーのデフォルトがポークなのは気に食わない。
天津飯をケチャップ味の餡で出されたのは今でも許せないし、餃子の大きさだけは残念で仕方が無い。
特に餃子は何であんなに大きいのだろうと思う。まるでふやけたモンキーバナナのようだ。
皮が分厚いのも好きではない。「閉じ込めた肉汁が」なんてどうでもいい。餃子はご飯のおかずではない。
餃子はたこ焼きと同じで、ビールのあてにして、夕方に空いた小腹につめるのが望ましいと考えている。
「ぶよぶよ」より「カリカリ」の皮に少量の餡が入っていたほうが、ぱくぱく食べられる。
同じ大きさなら、水餃子も楽しめる。東京の赤ん坊の足のような大きさの餃子では無理だ。
近くにたこ焼き屋は望むべくもないし、小さな餃子を出す店も無い。
学生向けの大盛りの定食屋や、行列ができるラーメン屋は、夕方の自分には必要が無い。
せめて立ち飲みの串しカツ屋でもあればいいのにと思う。そろそろ引っ越すか。