楽天市場に出店 その1

社内事情を考え、WEBのモールに出店することを考えたのが半年前。
「売れるはずがない」という反対の声は多かったが、広報媒体として扱うことにして、出店した。
Googleで検索をかけると、楽天のページが上位に表示されることが多いように感じていたからだ。
それ以上に、自身が暇だったし、この際、オンラインショップの運営を一度経験したいと思った。
一番安いプランで、出店費用が年間30万円弱。組織としては損害を被るほどではない。
ただ、このプランでは売り上げの6.5%が楽天に持っていかれる。
支払い方法にクレジットカードを選択すると、3.6%がカード会社への手数料となる。
つまり、売り上げの10%が差っぴかれるというふうに考えなければいけない。
審査が通ると、出店準備作業をする前に、楽天が主催する講習会に参加する必要がある。
この費用は3万円だが、出店費用の30万円の中に含まれている。
何故、このような講習会があるのかというと、ショップの運営は、すべて楽天のシステムの中で行うからだ。
商品ページの作成、受注管理、キャンペーン、メルマガの実施はこのシステムの中で行わなければならない。
まず、驚くのは、楽天以外のサイトへのリンクを貼るのは、たとえ自社サイトでもご法度ということだった。
でも、これは楽天の立場からすると当然で、自社サイトに誘導されると、楽天には何の旨味もない。
商品ページの作成を、楽天のシステム内で行うことで不自由を感じることは、限りなくあった。
基本的にプレーンなhtmlしか書けないから、swfを貼ったり、JavaScriptは使えない。
なので、CSSをタグに直接埋め込んで、商品ページを作るなど、工夫が必要だ。
多くの楽天市場のショップが、やたらと派手な画像を貼り付けているのは、このせいだと思う。
(ただし、楽天側は「楽天Gold」というデザインに制限のないスペースを無料で提供している。)
ただ、開店すれば売れるって期待は、商品ページを作成をしているこの時点で、絶望的な気分になるだろう。
【今日はここまで。気が向けば、続きを書こうと思う。】