遮るモノ

たまにだが、邪魔になる位置に平気で立っている奴が目につく。
コンビニや書店のレジで支払いをしていると、こちらの進行方向を塞ぐような形で立っている。
彼らは次の支払いを待っているのだが、何故、そこに立つかなあと思う。
「どけっ」といって突き飛ばすほど、自分は粗暴でもないし、ただ理解に苦しむだけだ。
場の空気っていうほど大げさなモノではないけど、人の流れを想像できないのは不思議だ。
よほどの田舎モノか、極端に自己中心的な考え方を無意識にしているのか、何も考えていないバカなのだろう。
それから、携帯電話や音楽を聴きながら歩いている奴もどうかと思う。
まっすぐ歩けていないし、周りに注意を払っている気配が微塵も感じられない。
「自分の世界に入って歩いているけど、あんたらは私(俺)をよけてね」という雰囲気だ。
そこまでして、公共の路上でも自分の世界を確立していたいのだろか。
年寄りとぶつかったらどうするんや?
見るからにヤクザのようなおっさんと肩が当たったらどうすんねん?
マンホールの蓋が空いていても気づくんか?