2006年今年面白かった本

仕事は今日で終わりで、明日は大阪に帰る。
たぶん今年の記述も最後なので、今年読んだ本の中で面白かった本を挙げることにする。
今年、ここのダイアリーで取り上げたものは200冊近くある。
ちなみに今年発表された小説ではなく、あくまで自分が今年読んだ本である。
今年読んだ順番に並べてみる。


単行本
キタイ|吉来駿作
明日の記憶荻原浩
毒蟲VS.溝鼠新堂冬樹
刑事の墓場|首藤瓜於
無痛久坂部羊
赤々煉恋朱川湊人
独白するユニバーサル横メルカトル平山夢明
四度目の氷河期荻原浩
雷の季節の終わりに恒川光太郎
すじぼり福澤徹三


文庫本
国銅|箒木蓬生
太平洋の薔薇|笹本稜平
灰の男|小杉健治
神無き月十番目の夜飯嶋和一
川の名前川端裕人
水霊(ミズチ)田中啓文
翳りゆく夏|赤井三尋
女神明野照葉
ポリスマン|永瀬隼介
どろ|山本甲士

ここに挙げた文庫本はいずれも面白く、感動系なら、「国銅」と「太平洋の薔薇」
ただ、今年妙に印象に残ったのは、「神無き月十番目の夜」だった。


今年新たに見つけた面白い作家は恒川光太郎と山本甲士かな。


今年は昨年に比べると、少し不作だったように思う。
2005年に面白かった小説
また、傾向としては、国内の小説に偏ってきている。