相席

昼食時にひとりで店に入ると、ほとんど相席となる。
初めの頃は慣れなかった。見知らぬ人が前や横に座って食事をしている。
食事をするというプライベートな空間に、傍で赤の他人が同じように食事をしている。
違和感がかなりあったので、食事の時間をずらしていたこともあった。
でも、お腹が空いたときに、美味しいものが食べたい。最近は気にならなくなった。
狭い空間で、他人と食事を強いられる東京の環境にも慣れてきたようだ。
不味い店が多いのは何とかして欲しいけど、これは人が多すぎる弊害だろう。
ところで、昼食時は、禁煙にしている店も多い。
自分はヘビースモーカーだが、これは良いと思う。
赤の他人ばかりの食事の席で、いきなりタバコを吸う神経は持ち合わせていない。
だが、中高年のおっさんは何のケレンミもなく吸う。
自分は気にならないが、不快に思う人はかなりいるだろうな。
今日もあからさまに舌打ちをしているおっさんがいたし。
せめて混み合う店だけでも禁煙にした方がいい。