血だるま剣法

作者:平田弘史|青林工藝社
今から40年以上前に書かれた時代劇画。発禁本が復刊された。
特に興味があったわけではないが、何となく買ってしまった。
発禁になった理由は「差別用語」の連呼のようだ。
すべてが○○の伏字になっている。
絵のタッチは白土三平小島剛夕を荒くしたような感じ。
差別を受けた相手を切りまくるという内容で、そんなに面白くなかった。
それにしてもこの当時の漫画はすぐに手足がちぎれる。
でも死なない。主人公も最後は両手両足がなくなり、這って戦う。
最後の戦いはグロテスク。もはや人間の姿ではない。

血だるま剣法・おのれらに告ぐ

血だるま剣法・おのれらに告ぐ