人が死ぬということ

最近、職場の人が亡くなった。心臓麻痺による突然死だった。
その日の朝、職場に連絡が入った瞬間、
凍りついたような雰囲気で周囲が固まってしまった。
自分はそれほど親しかったわけではないが、
前日まで元気な姿を見ていたので、ショックだった。
まだ45歳だった。家族のことを考えると無念だっただろう。
せめて、それほど苦しまずに、逝ったと思いたい。
死んだらどうなるのかわかるわけはないけど、
残された人には、その人への思いだけが残る。
残された人が忘れなければ、その人の心に行き続けるだろう。
ただ、やはり死んでしまうと、どこかに行くとか、
生まれ変わるなんてことはなく、永遠に何も無くなってしまうのだろう。